甲高い声でいつも私を呼ぶばぁちゃん。

昔、病気で手術した際に輸血でC型肝炎になったらしい。
その後も、色々病気して胃癌になり胃を全摘出し糖尿もあって食事も生活にも制限だらけ。鼻血が出やすくて止まりづらく、よく救急車呼んでた。

趣味は家庭菜園。
庭の手入れしながら色々な野菜を収穫し楽しむ。編み物も得意で色々作っていた。
アメリカンドックやあげいもも大好きでよく作ってくれた。

短気なとこあるけど、ハッキリくっきりしていて清々しい感じ。でも怒ると怖い。

結婚するまでは
『家を出たら頻繁に来るのは良くない』とか言ってたが…
いざ結婚してみると『全然顔出さない。寂しい』とか言ってたらしい。

元々、入退院繰り返していた祖母。入院生活も長く、母と祖母に会いに病院行くのもそれなりに楽しみだった。

ある時、実は転移が見つかったらしい。年も年だから再手術は難しい…し、末期だったとか…
末期なら末期でしたいことをさせたいとなり、自宅療養しながら趣味に没頭。

私は娘出来たばかりで、その頃には祖母は病院。
危篤の知らせ来ても『赤ちゃんには良くない場所だから』て死に目には会えず、
対面したのは冷たくなってからだった。

こんなふうになって思ったのは、もっと沢山会いに行ってあげたら良かったなぁ…て思った。

兄貴夫婦がすぐ近く敷地内に住んでるのに、嫁に行った私は兄嫁に悪いからと実家にあまり来ない方が良いとか両親に言われたのを鵜呑みにしなきゃ良かった…

娘はばぁちゃんに会えずに別れちゃって。けど、ばぁちゃんはじぃちゃんや姉に会えたかなぁ…て思うし。
痛みもなく制限から解放されて良かったのかもしれないと。


また家族が1人居なくなった。