水ビジネス | ミュージシャンとビジネスマンのパラレルライフ

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外資ITで広告プロダクト担当をしながら、ミュージシャンとして音源リリースやライブを15年続けています。

「水ビジネス」吉村 和就

 

 

■一見豊富に見える日本の水資源も実は脆弱である。日本は、簡単にいえば毎年日本にやってくる梅雨や台風のもたらす雨、積雪に大きく依存している。もし地球温暖化等の気候変動により梅雨時期がなくなる、雨をもたらす台風が日本列島に上陸しなくなる、あるいは積雪が減少する……こうした異常気象が続けば、日本はすぐさま干上がり「乾燥列島と化す」ことは明らかだ。
 

■水ストレスを感じている人は地球上に約7億人(2006年)。そして2025年には、世界人口の3分の2が水ストレスに陥るとも予測している。

 

■アメリカは世界最大の食糧輸出国であり、それが外貨獲得の貴重な手段にもなっている。2007年には1億トン以上の穀物を世界中に輸出し、世界No.1の座についていたが、前出の『水戦争』によれば、じつは1970年代末には既にエロージョンや水質汚染などの問題が指摘されていたのだ
 

■長年にわたり大量に化石水(何千年と貯められた地下水)を汲み上げてきた結果、最近の調査では、過去30年間で平均地下水位が30フィート低下、過去10年間で耕地面積が100万ヘクタールも減少した。
 

■穀物や畜産物を育てるには、膨大な水が必要だ。つまり、日本は大量の食料品と共に、実質的に、大量の水も輸入していることになる。それがすなわち「バーチャル・ウォーター」なのだ。
 

■アメリカ、中国、オーストラリアなど、日本に穀物、野菜、肉などを輸出している国が干ばつに見舞われれば、途端に日本は食料不足の危機に直面することになる。
 

■2025年に世界の水市場は110兆円市場になるという試算もある。前章で述べたIBMのニュースは、彼らが水市場に大いなる可能性を感じ、これまでに蓄積したITテクノロジーを投入できると判断したからに他ならない。人間は水無くしては生存できない。従って水ビジネスは永遠に続く巨大ビジネスなのだ。
 

 

□水系の会社の株買っておこうか。