「日本人の勝算人口 減少×高齢化×資本主義」デイビッド・アトキンソン
■人口増加によるインフレ圧力より、人口減少によるデフレ圧力のほうが倍くらい大きい
■日本ではこれから本格的に人口が減るので、対策を打たなければ、不動産部門から強烈なデフレ圧力を受けることは必至なのです。
■生き残りのためのもっとも安易な戦略は、価格を下げて他の企業の体力を奪い、倒産に追い込むことです。最後まで残った企業は競争相手がいなくなるので、大きな利益を得ます。これを「Lastmanstanding利益」といいます。
■人口減少・高齢化による総需要減少を、賃上げによって相殺するしかないのです。それには生産性を向上させ、付加価値を高めていくしかありません。
■輸出をする企業は輸出をしない企業より生産性が高い。興味深いことに、売上に占める輸出比率の高低にかかわらず、輸出をしてさえいれば生産性が高いという結果になっていて、これもアメリカの結果と同じです。
■ドイツでは、輸出をしている企業の生産性が、輸出していない企業の1・3倍にもなっているのです。
■1Intermediate商品の輸入は、生産性向上との相関が強い2生産性の高い企業ほど、輸入による生産性向上効果が大きい3輸入による学習効果は認められる
■アメリカの人材評価は第24位ですが、生産性は第9位となっています。これも企業規模で説明できます。従業員数が250人以上の企業で働くアメリカ人労働者の比率が49・8%にのぼるのに対し、日本はたった12・9%にすぎないのです
■付加価値に関しては、大企業と中小企業の差は、製造業よりサービス業においてより大きいというのです。
■紀元1年から今日までの経済成長要因の47%は人口増加だったものの、今後は人口増加による経済成長は期待できず、経済成長のためには生産性の向上がより重要になるという記述があります。
■生産性向上の最大の足かせは経営者だと分析しています。とりわけ、各国の経済の大半を占める中小企業の経営者の質が低いことが問題だと指摘しています。
■生産性を向上させる効果がもっとも期待され、実施されている経済政策は、継続的な最低賃金の引き上げです。最低賃金と生産性の間に、強い相関関係が認められるからです(相関係数は0・84。
□当然資本家は経済格差を利用して金持ちになりたいし、自分の好きなように上からプレッシャーかけられず殿様的に仕事したいから、合併すると自分のキングダムが崩れるから嫌がる。中小企業が多いのは、人口も多くてビジネスがそれで成立しちゃうから、という側面もあるだろうし、生産性低くても人に使われるのが嫌な人もいるから、というのもあるだろうし。
□それでいうと、大企業に勤めた方がいいですよ、規模の大きい企業の方がいいですよ、というメッセージングをたくさんして行かなきゃいけない。けど、時代は起業を進める様相で、逆行している。
□もっと大企業にいる人が賃金が高くないと、逆に大企業にいく人がいなくなっちゃうのかなと。
□外資に比べたら日系の役員クラスは、全然給料低いところが多いから、夢がないよなぁ。