2024 Spring semester の出来栄え | 駐在員さん 〜2周目のアメリカ生活〜

駐在員さん 〜2周目のアメリカ生活〜

米国、一時フランス、中国、米国再駐で通算24年加算中。慶應大文学部卒。経営ノウハウの学術化を目指し、商学部の教授から論文指導を受け、人間関係学の学位取得。
延べ19年目のアメリカAnother Skyから発信します。

2024春セメスター出来栄え

入学以来、4科目を並行して履修中です。

そのうち1科目(ENGN2095)は終了。成績も確定。もう1科目課題(ENGN2000)は全て終了。成績もほぼ確定しつつあります。




ENGN2095は「戦略的意志決定における心理学」で履修完了し単位化。

ENGN2000は「リーダーシップ理論と実践」数課題で採点待ちですがほぼ成績も確定しそうです。


残り2科目はまだ続きます。まずますの進捗。



戦略的意思決定の心理学

人間が持つバイアスや脳科学的な理解も含め、情報による錯覚やバイアス、フレーミングの効果や感情などがどのように意思決定に影響するかを学ぶ。


非常に目から鱗。我々は日々、瞬間瞬間に色んな選択をしていますが、その妥当性にも色々疑問が湧いてくる。


人間の心理学的な傾向を知っているということ自体に大きな意味があります。

非常に役立つ科目でした。


全部で16課題、うち4本の小論文と最終ペーパーの大物課題。

最終の成績は100点満点で96点。

判定は「A」(最高)でした。A、B、Cが合格。
単単位も取得。




リーダーシップ理論と実践

リーダーシップについて、哲学や心理学も踏まえ、人を動かす様々なスタイル、フォロワーとの関係について哲学的や実際のモデル、問われる要件など学びます。


「リーダーシップ」とは何であり、どのようなスタイルがあるのか?」と問われれば、多くの人は知っているつもりでも明確に答えられないと思います。

アポリアに陥りますね。



広い教養から先人たちが考えた「人」を徹底的に学びます。必読文献がめちゃくちゃ多く、過酷でした。


哲学は古代ギリシャのソクラテス、プラトン、アリストテレス、中世のアウレニアスやマキャベリー、近世のデカルト、ルソー、カント、さらに実存主義のニーチェ、ハイデガー、キルケゴール、サルトルとほぼ哲学史をカバー。


さらにドン・キホーテやシェークスピア、また老子や日本の禅、俳句など非常に広範な教養をベースに、例えば現在の著名なリーダーたちとの対比も考えます。

教養としても有意義だし、人を動かす上での有用性も理解できます。

アメリカではリーダーシップに関わる数多くの研究や教育があります。その深さを体現しました。


全部で16課題、うち4本の小論文と最終ペーパーの大物課題。

成績は100点満点で99点。Final Paperも採点済みなのでほぼ確定に近い。

全部で26課題。そのうち11課題が小論文。





トランスクリプト

自身のページから現在の成績が確認できます。

成績の最高はA。

心理学は無事Aで終了。



Summer Semester も頑張りたい。