皆様こんにちは。



今日は立春で旧暦の元日です。



そして暦の上では春になりました。



ところが東京では4日から5日の雨が雪に変わるようで、まだまだ寒い日か続くので、体調管理に気をつけてお過ごしくださいね。



昨日の節分に東京都中央区日本橋小網町にある小網神社に参拝して来ました。







小網神社は「強運の神様」と言われている。

関東大震災の時は、社殿そのものは羅災したが、神社の神職は神体を携え新大橋に避難し、難を逃れた。

また、第二次世界大戦においては、都心にありながら奇跡的に空襲の被害に遭わずに済んでいる。また、神社の氏子の出征兵士は全員生還し復員を果たしたという。

(Wikipediaより)



その強運な霊験にあやかりたい参拝者が毎日小網神社に列をなして参拝に訪れています。



昨日、私が神社の参拝の列に並んでいると、神社の前進のお寺だった時のお坊様の霊か私に寄ってきて話を聞かせてくださいました。



その内容を皆様にお伝えしたいと思います。



私は遥か昔に仏教を学びこの地に流れてこのお寺にたどり着きました。



先代の住職から任されて人々の幸福ために日夜勤行に努めてまいりました。



この土地は小網町というだけあってまわりは隅田川と東京湾に近いため稲も大きく育たない痩せた土地に漁師の船付き場と海苔などの海産物を採る人たちだけが住む町でした。



年に何回も長雨や嵐で浸水し産業自体が機能しない場所だったのです。



その上に疫病が一度起きると全滅に近い人々が亡くなっておりました。



ですから、お寺の運営が成り立たず、私自身も漁に出ることもあったのです。



そんな時に江戸の町で稲荷舎を置いた方が災難を免れた話を聞き、私のお寺にも稲荷舎を建てて少しでも疫病がすぐに治り、産業が発展してありがたい仏教の教えと智慧を理解してくれたらと思いました。



すると、建ててすぐに私の願いは天に通じたのか疫病は治りました。



病気が治った方々からの寄進を頂き仏教の説法ができるようになりました。



漁師や農家の方々には、台風で流されないような土地の大掛かりな普請を勧め、稲作の田んぼの水捌けを良くして肥沃な土地が流されないなどの自助努力を促しました。



そして江戸の人々の集団になった時に一気に高まる結束力の強さや皆んなが家族のように守り合うことを教えました。



そのせいか、私の死後もお寺の教えとして、皆んなで守り合い生き抜くのが大事なことが受け継がれ今でも大勢の方々にお参りして頂いています。



今日も朝から晩まで来てくださった人々に強く生きることの大切さを教えます。



あとがき

私が参拝した後に写真を撮ると、快晴の日に一筋の龍雲が立ち上っていました。



稲荷舎を建てたお坊様は、真面目で智慧に長けた方でパワフルにこれからも仕事をなさっていくようです。



感謝、感謝、感謝。