自分に有り余るほどの財力も

人に自慢するほど恵まれた環境でも

偉そうに上から目線で

誰かに施しを…なんて言えません。


それでも、同じ時代に生きる『人間』として

なんか出来ることがあれば

大それた事はできないけど

やれることをやってみたいとも思う。


娘ちゃんが学校で良くしてくれる先生に

部活に誘われて、見学と体験に行ったらしい。


その部活では社会福祉の一つとして

送る国の言葉で訳されたシールを貼り

その国の言葉に訳した絵本を送るという

活動をしているみたいです。

シャンティのホームページ


すごくいいよね。


よくある話で

腹をすかして困ってる人に釣った魚を

あげるんじゃなくて『釣り方』を教えると

その後の生き方を変えられるみたいな。


昨日娘ちゃんが作業した絵本は

ミャンマーに送られるらしいけど

僕の友人がいたカンボジアをはじめとした

アジアの国々には、学ぶ事さえできず

生きるのがやっとという国もたくさん。


そんなところに私たちが見慣れた絵本を

母国語にして送ってもらえたら

色んな意味で役に立てそう。


それを読んだ子供が一生懸命言葉を覚え

家に帰って、親や兄弟に教えてあげて

みんなでほんわかした時間が待てる。


読み書きさえできない親も沢山いて

文字が読めないから起きる様々なトラブルで

命を落とすようなこともあるらしい。


もちろん、冒頭に書いたように

偉そうに上から目線で施すなどと考えず

少しでも出来ることを考えるって

高校生にとってはすごく良い体験かなって。


いろんな形で

いろんな人が

いろんなところで頑張ってる。


ほんの少しでも

考えるきっかけになればいいなぁ。


娘ちゃんがその部活に入るかどうかは

分かんないけど、いい体験だと思います。