SnowManの目黒蓮が演じた

聴こえない人の心の揺れ動きに

フォーカスを当てて大ヒットしたドラマの

影響かどうか分かんないけど

割と題材として最近多いような気がする。



でもねーーー。。。

実際聞こえが少しずつ悪くなってくると

なんか切ないというか

なんか悲しいというか。。。



もともとおしゃべりだった僕は

会話によるコミュニケーションが

当たり前だと思ってずーっと生きてきた。



50代を目前にして、突然告知された難病と

徐々に少しずつ削られるように

いろんなことができなくなる自分に

本当に嫌気がさして泣きたくなる。



そんなの気にしなくてもいい

聴こえなくても立派な人はいる

まだまだいろんな手段がある

後ろ向きにならずに前向いて

もっと大変な人だっているんだし

自分だけが苦しいわけじゃない

聴こえないくらいたいしたことない

気にしなくてもいつも通りでいいよ

もっと思ってること伝えなきゃ

悪く考えるんじゃなく明るく

……



他人のことはなんとでも言えるし

自分より大変な人がいるのは十分分かるが

自分にとっては自分のことが全てで

誰かと比べたりするものじゃない。



もっと言えば

今までの自分と比べてしまって

出来ない今の自分が情けなくなる。



励ましてくれるのはありがたい

きっと本心で言ってくれてるのでしょう。



でも

やっぱり

どうしても

『お前には俺の気持ちわからんだろ!』

って気持ちが沸々と湧いてくる。



まだまだ人間が出来てないんだな。

だから綺麗事でハッピーエンドとか

ドラマの世界にはどうしても浸れない。



よくこのブログでも書くけど

うちの会社にクレーマーのように

凄い勢いで怒ってくるおじいちゃんとか

いるんだけど、詳しく聞くと実は聞こえが悪く

思いが伝わらないからイライラするし

思いやりのなさに腹が立つって。



そうなんだよなぁ。

卑屈になってるわけじゃないけど

周りの対応にイラッとする事も

すごくわかっちゃうんだよなぁ。



そんな時にわざとらしく

でっかい声でゆっくりと話されると

ますますバカにされてる気分になり

自暴自棄じゃないけど当たり散らしたくなる。



それが本当の姿なのかなって。



もちろん感謝して、笑顔で、前向きに

明るく、楽しく生きてる人もたくさんいると

思うけど、僕はまだまだダメみたいです。