幼稚園の頃

僕はお寺を幼稚園にしてるとこに行ってて

園庭で遊ぶのが大好きだった。



特に夢中になって遊んでたのが

泥団子を毎日毎日作ってた。



誰に教えられたわけじゃないのに

粘土質の地面を探し当て

バケツで水を持ってきて

泥団子を作って

それを綺麗な形に成形して

何度も何度も乾いた砂をかけては

半ズボンの裾で擦って

とにかくピカピカにする為に

何日も何日もかけて

砂をかけて磨いてを繰り返して

小さな小さな黒光りする

まんまるの団子を作って一人で笑ってた。



今思うと気持ち悪い幼稚園児。



大人になってYouTubeとかで

有名なYouTuberが泥団子や

アルミホイル団子を作るのを見て

あー、これってあの時の!

って思い出しました。



僕がパン作りにハマったのは

きっとその延長のような気がする。



いつも成功するわけでなく

失敗もたくさんするけど

手間暇かけて、何度も何度もやる事で

自分自身でニヤニヤしてるだけ。



そう考えると

人間なんてそれほど成長なんてしない。

子供の頃とあんまり変わんない。



パンをケースに収めて

二次発酵しながらそんなこと考えてました。