5年ほど前の放射線治療の前に
書いたブログだと思います。

自分で書いたものだけど
自分で読んで泣いてた。

今はもっと大きくなった娘ちゃん。
甘えてくることもなくなり少し寂しいけど
きっと心の奥底では
この頃の気持ちをずーっと持ち続け
頑張ってくれてるんだろうな。

挫けていられないな。。。
頑張ろ。


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再入院に必要なものを100均で見ていたら
一緒に行った娘ちゃんが⬆︎これ欲しいって。


今月後半から夏休みに入るけど
どうやら入院生活になってしまいそうな
僕は、夏休みの自由研究についても
気にはなっていたので購入をOK。


昨日の夜に
『一緒にやろう!』と言ってきて
2人でペットボトルをハサミで切ったり
ぬるま湯に塩とかしたり、中に入れる
モールを作ったりして完成しました。


このモールに塩の結晶が付くらしい。
IMG_3842

『良かったね、これで夏休みの自由研究の
観察にすればいいんじゃない?パパは
12日からまた入院するけど、これで
少し安心したよ』

『……』

『どうしたの?』

涙を目一杯にためて我慢する娘ちゃん。

『どうした?泣くんじゃないよ』

『だって…パパ大丈夫なの?…』

『…大丈夫だよ。パパ頑張るからね…』
頭を撫でながら僕も涙が溢れ出す。

『…うん。でも…もしかしたらって…』


きっとずーっと気にしてたんだよね。


今回の放射線治療をしたとしても
手術で腫瘍を摘出したとしても
将来的には聴力が無くなることの覚悟は
しておかないとと言われた主治医の言葉を
家族にも伝えてました。


それは僕一人の事では収まらないことだし
何より前に進むためには家族の協力は
必要なことだと思い、伝えてました。


10歳の娘にとっては受け止めきれない
大きな問題ですよね。子供には嘘でも
すぐ元気に良くなるよって伝えた方が
良かったのかも…と後悔しています。


なかなか泣き止まない娘と
娘の部屋に一緒に上がり、ベッドで一緒に
横になって静かに話をしました。


放射線治療のこと
治療はこれが始まりであること
もし聞こえなくなった時のこと
娘ちゃんのことも心配なこと
手話とかも一緒に学びたいこと
……


2人で泣きながら、ゆっくりと話をしました。


娘ちゃんの涙を見ると
心を引き裂かれるように辛い。
こんな気持ちにさせてしまった父親の
不甲斐なさを感じてしまいました。


もちろん病気に負けるつもりは全く無いけど
家族の気持ちはそれぞれで、
重くのしかかるのは病気の本人だけでなく
関わる人全てに関係してくることを
改めて感じました。


いつも前向きで、強くありたいけど
娘ちゃんの我慢してた涙を見たときに
簡単に崩れ落ちるほど心配であるのは
間違いない事実なんです。


嫁さんにも
娘ちゃんにも
おばあちゃんにも
苦労をかけて申し訳ない。


そしてそれぞれの形で支えてくれる
家族のことを本当に有り難く思います。