4月も今日で終わりです。


3年前に書いたこの記事に反応して

ここに紹介した本を購入した人がいて

わずかなアフィリエイト報酬があった。


もう3年になるのか。

僕が治験に取り組み始めて入院して

様々な検査をして感じたことを書いたもの。


僕の病気の根源でもある『脳』のことって

ほとんど分かってないと言えるくらい

神秘に満ち溢れた場所です。


だから病気になれば影響もでかいし

治療そのものも困難を極めたりする。


それでも奇跡のようなこの体の一部の

脳が秘めるパワーを全て使えるのなら

なんか、違う世界が見えてきそう。


そんな気がしませんか?


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人間は

① 目から入ってくる情報と
② 足の裏から伝わる情報と
③ 耳の奥にある三半規管で
バランスを取ってて動けているらしい。


僕の場合、③の三半規管がやられてて
腫瘍の影響だとは思われるが、ハッキリと
コレをこうすると治る
と言う確証も無いのが現実らしい。


いつも見てくれる脳外科の主治医とは違って
耳鼻科の先生は「研究者気質」というか
この人勉強出来るんだろうなと思える人。
(わかりにくい表現かな…)


見るからに賢そうな人だけど、しっかりと
こちらの言うことを聞いて、その問いに
真剣に答えてくれる。


もう何度か話しもしてて
僕のフラつきについては脳外の先生より
詳しく検査もしてくれてる人。


で、さっきフラつきの検査をしてきて
ぶっちゃけの話をいろいろ聞いてみた。


ぶっちゃけ、この三半規管って治るの?
→うーん…ゼロでは無いけどかなり厳しい。


ぶっちゃけ、フラつきの薬って無いの?
→吐き気があったり、出た症状に対しての
薬はあるけど、フラつきを抑えるって薬は
存在しないと言える。


ぶっちゃけ、なんともならないから
もう諦めた方がいいの?
→今回の治験で少しでも効果が
出れば良いけど、それがわからないから
「治験」なんで、期待はしている。


ぶっちゃけ、それ以外方法無いの?
→さっき言った3つの機能のうちの一つが
弱ってる(ダメだとは言わない)ということを
「小脳」に認識させて、トレーニングすれば
改善する余地はあると思う。


ぶっちゃけ、どうすればいいの?
→辛いだろうけど「体を動かすこと」
小脳に今の情報を学ばせるためにも
積極的に体を動かすことだと思う。



へぇ…小脳ねぇ…

小脳 



神経の重要な役割をするみたい。
それを「鍛える」って。


簡単な話しじゃないことは
先生と話しして理解もできたけど
難病だからと諦めるな
というような遠回しな表現なのかなって
勝手に思っています。


僕が脳腫瘍だとわかったときに
すぐにメッセージを「ブロ友」から貰って
「この本を読むと勇気が出るよ」って聞いて
即買いしたのが、この本
脳科学者の筆者が実際に脳梗塞になり
大きなダメージを受け、そこからの復帰の
道のりを「体験談」として記録してる。


しかも自分の専門の脳のことでありながら
今まで感じたこともないほどの「奇跡」を
自分自身で感じながら、分析しながらの
文章なので、一気に僕も読みました。


脳腫瘍の僕にとって「違う」部分も
たくさんあるけど、同じ「脳」の話なので
共感というか感動したのを思い出します。


今日の先生の話を聞いてて
この本のことを思い出した。


実体験として記録すればいい。


それは僕の記録でもありながら
もしかしたら
後から誰かの役に立てるかも。


そんなことを感じました。
だから
頑張らないとな!
ってことですね😅