日本の今の状態って江戸時代が終わりを
迎えた幕末に似ているような気がします。


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僕は、研究家ではないので詳細を細かく
書くつもりは全くないけど、江戸時代と
現代を対比して見比べてみたら面白いかも。


【江戸】250年以上続いた江戸幕府がまさか
終わるなんて考えた人は少なかったはず。


【現代】終戦後、70数年間日本は戦争から
完全に切り離され『平和な国』と誰もが
思うような国になりました。そしてこの
平和で安全で豊かな日本が変わるなんて
誰も考えていません。


【江戸】良い意味でも悪い意味でも
仕組みがキチンと出来上がっていて、
その仕組みが生み出す閉塞感みたいな
ものはあったでしょう。


【現代】職業選択も言論も住むところも自由。
なのに長く続く景気の悪さは、一般市民に
閉塞感を感じさせています。


【江戸】『黒船』という圧倒的な力が訪れ、
鍵をかけたように外との交流を限定してた
日本の目を無理やりこじ開けた。


【現代】現代版の黒船に例えるならやはり
『インターネット』の普及かな。今まで
現実的に限定されていた交流や商売の
垣根を完全に取っ払い、全世界と一瞬に
繋がる世界を見せてくれています。

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まだまだ、挙げればキリがないし
こじつけようと思えば何でもできるけど
変化を迎えようとしているということで
似ているのかと思う。


その変化をチャンスと捉えた人はどれくらい
いたのだろう?諸外国が持つ想像を超えた
力に魅力を感じ、変化を求めた人は?


大多数の人々は、観たこともない力に怯え、
拒絶し、跳ね返そうと考えるか、まるで
見なかったかのように現実から逃避し
毎日の『普通』の生活を守ろうとする。


ね?
なんとなく僕の言いたいことがわかります?


時代の流れって最終的にはドドドって
ダムが崩れるかのように一気に押し寄せ
止めることは出来ません。


少しずつヒビが入って水がチョロチョロ
出てて、小さな川が何個も出来てるのに
見て見ないふりをしている人の多さは
なんと多いことでしょう?


別に
江戸幕府を倒したことが素晴らしいとも
幕末の志士たちが正しかったとも
平和で『普通』の今までを求めた市民が
悪かったとも思いません。


それは流れ。


僕たちに今押し寄せてる流れは
どこに向かっているのでしょうか?


過去があるから今がある
今があるから未来がある


今を知るのには過去を知る必要がある


歴史は繰り返す
なんていうけど、それも『流れ』なのかと。