本当に20年前では考えられないほど
僕たちの身の回りは激変しました。
インターネットとスマートフォンの普及が
大きな要因となって、僕たちの生活に深く
関わるようになり、僕たちは、様々な媒体で
膨大な情報の渦にさらされるように。
そんなに多くの情報で溺れてしまいそう
だけど、そこはうまいことできてたりする。
人間の心理なのか自己防衛のために
備わっていた本能なのかは分からないけど
意外に僕たちは情報の選択をしてるのです。
遠まわしな表現だなぁ。
自分の信じたいことを信じ
信じたくないものからは目を背けるもの。
そんな感じでフルイにかけています。
いろんな状況や環境によって
いろんな形でそれは現れます。
例えば
たくさんのお金を投資し
必ず取り戻せると思っている事業は
赤の他人が見ればヤバくて早く手を
引いた方が賢いことが明白でも、本人は
『こんなに投資してるんだから…』って
なかなか引けなかったり。
例えば
大好きな人が徐々に金の無心をするように
なって、その金額も徐々に大きくなるような
典型的な詐欺師かヒモみたいな男でも
『きっと私しか助けてあげられない…』と
思い込んでしまったり。
今どき、冷静に調べようと思えば
調べられないことなんて無いのかも。
それでも、自分の選択を否定することが
結局自分自身を否定することにも
つながるような感じで、それができない。
もっと言えば
アノ新興宗教なども、自分が信じることを
疑うこともせず、盲目的にすがりつくから
あんな事件を起こしたりしたのかと。
僕たちは、多かれ少なかれ『自分の好み』で
情報を信じ、情報から目を背けたりして
自分の都合で情報を操作してるのです。
別にそれが全部悪いことでなく
自分らしさや自分の信念を守るために
とことん信じ続けることも必要。
でも
あなたが遮断している情報の中に
本当は大切なものが隠されている可能性も
あるのかもしれません。
少しだけ客観的に『自分の好み』の
フィルターを外して、いろんなものを
見てみることも必要なのかと思います。