母親が子供を思う気持ちとか
子供が犯した罪の責任とか
被害者に対しての配慮とか
いろいろな面から物議を醸している
高畑淳子さんの息子の事件の謝罪会見。



『芸能人のことなんかどうでもいいよ』と
思われる方もたくさんいるかと思いますが
少しだけお時間をください。


子を持つ親として、我が子のことを
可愛くて、かばいたくて、最後の最後まで
味方でありたいという思いは、痛いほど
伝わるような会見でした。


僕がいくつになっても子供扱いをした
亡くなった母親も、僕に最後にかけた言葉は
誕生日を迎えた僕のことを気にして
病気で苦しい自分は後回しでいいから
みたいな言葉でした。


多かれ少なかれ
僕たちも大人になるまで、親にたくさんの
心配もさせ、たくさんの苦労もかけ
たくさんの期待を背負い大きくなりました。


そんな親の気持ちを知ってか知らずか
アホな事件で親に謝罪をさせるアホ息子は
後になって事の大きさに驚くのかも。


いくつになっても子供は子供と思う親と
いくつになっても親のありがたみが
わからない子供との折り合わない不幸な
ストーリーなのかと思います。


僕たちは大人になると
まるで1人で大きくなったかのように
偉そうにいっぱしのことを言います。


僕たちは大人になると
親から受けたありがたみを忘れ
まるで親を厄介者のように扱うことも。


好きとか嫌いとか抜きで
親がいたから僕もあなたもこの世にいる。


それは、どうやっても捻じ曲げられない事実 


年老いた親に頭を下げさせるなよ。
逆に
誉れ高い自慢の子供だと胸を張れるほどに
なるのは難しくても、親を安心させるくらい
しっかりとした大人になれよ。


親の愛は
特に母親の愛は
見返りを求めない『無償の愛』


たとえ犯罪を犯そうが最後の最後まで
かばってくれるのは母親。


そんな母親に流させる涙は
『嬉し泣き』にしてあげたい。


親の育て方が悪い
という意見もたくさんあるけど
自分の今の現状に至るまでの選択をしたのは
自分でしかないと思う。


あなたは、どう思いますか?