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こんばんは。

忙しいところ見に来て頂き、本当に

ありがとうございます。


明日3/11、あの大震災から3年。


皆さんのこの3年間はどんなことが

ありましたか?


どうしてもこの日が来ると、思い浮かぶ

のが、押し寄せる津波に何の抵抗も

出来ずに次々飲み込まれていく建物。


最近ではテレビでは関連の映像を

流す前に

「これから津波の映像が流れます」

と断りを入れるようになりました。


だけど、3年前の3/11からは

連日ショッキングな映像が流されていました。


CGやトリック映像では絶対に

作ることの出来ない、生々しさ。


今日のニュースで、宮城県石巻の

小学校の児童74人が犠牲になった遺族らが

県と市を相手に訴訟を起こしたことをやっていた。


小学校の先生たちの対応の遅さが

津波からの非難を遅らせ、甚大な被害を

起こすことになってしまったという理由。


詳しく話を客観的に聞けば

「あー、なるほど」

と思える。


その小学校のすぐ裏には、山があり

もし、その山に緊急避難していれば

ほとんどの命は助かったのでしょう。


でも、その判断を学校側は下せなかった。


推測でしかないが、津波自体の

信憑性に疑いを持っていたかもしれないし

もし、山に登る際に誰かが怪我をしたり

すれば、責任問題になる。


迷いに迷って、最悪の方向へ舵を

切った形になった。


その時点で、動物的本能に身を任せる

判断が出来る大人がいれば結果は

違っていたことでしょう。


しかし、現代社会における教育の

現場ではそうさせない、見えない

足かせが無数にあるのでしょう。


だから、決断も遅く、下した決断も

どこからも文句のなさそうな妥協案

になってしまう。


その先生たちだけを責める事が

おかしなことであるのは、提訴している

遺族の方々も承知の上だと思います。


でも、親として

生き残る可能性のあった我が子を

亡くした親として

どうしても、はっきりさせたい

気持ちがあるはずです。


震災後の国や東電の対応を見れば

分かるように


あの震災のレベルの津波なんて

誰も想像もしてなかった。


いや、想像していても、来るかこないか

分からない地震に備えるほど

費用対効果を見出せる人がいなかった。


国でさえ持ち合わせていない感覚を

教育現場の先生たちが持っているわけ無い。


はたから見れば、むなしくて切ない

裁判に見えるかもしれないが

遺族たちにとって、どうしても割り切れない

気持ちが容易に想像できるから

余計悲しい。


神様がいるとすれば、あまりにも

むごすぎる別れが数多くありすぎます。


私たちに出来ることなど、たかが

知れていますが、今ある幸せは

浜辺に作った砂のお城のように

外からの力で簡単に壊されてしまう

可能性のあるものだということを理解し

この幸せにありがたみを感じるべきと

思います。


何のお役にも立てませんが

お亡くなりになった皆様のご冥福を

お祈り申し上げます。


ご家族の皆様の1日も早いお気持ちの

整理が出来ますことを願います。