yukimura0218さんのブログ

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結局幸村は雪の粘りに負けシャワーを浴びる事になった。


『精市…すまないが雅治の服で我慢してください
ここに置いときます、精市の服は洗濯機に入れといて下さいね』


幸「あ…ありがとう…」


幸村は脱衣室から雨で張り付いた服を脱ぎ浴室へ足を入れた。



幸「…雪の匂いがする。
(仁王が羨ましいな…
シャンプーも雪の使ってるのか…ムカつくなぁ)

って…俺変態じゃん…」


そう思いながら熱めのシャワーを浴び、雪から準備された服に袖を通した。



幸「雪、シャワーありがとう…雪入っていいよ」



雪は台所に立ち何かを作っていた。


『あ、上がりましたか…今ちょっと昼食を作っていました…』


食べてて、と言い浴室へ雪は消えて行った。


幸「なんだか…新婚生活みたいだっ…///」


ふと、顔に手をやり恥ずかしさに顔を隠し雪の作った昼食を食べた。



幸「(…簡単な材料なのに)…美味しいー…」


頬を緩めながら美味しく頂き、皿をシンクに置き洗い物し雪を待った。

































―…



幸「雪遅い…
もう1時間経ってるのに…Σまさかっ!?」



幸村はただならぬ嫌な予感がし浴室へ向かった。


幸「雪っ!?雪…大丈夫かい!?」

浴室から返事がなく


幸「ゴメン!!入るよっ!!」


幸村は浴室の扉を開け
中を見て絶句した


そこには雪がぐったりと
シャワーのお湯を浴びたまま倒れている姿があった



幸「雪っ!!しっかりしなよ!?」


幸村はすぐさま横抱きにし雪の身体にバスタオルをかけ
寝室へ運んだ。



幸「…っ…氷枕を用意しなきゃ、あと水分を…」



手際よく幸村は準備し
寝室で横になっている雪に施し。


幸「雪、水飲めるかい…?」


『…ん…』


苦しいのか眉間にシワを寄せ飲もうとせず


幸「弱ったなぁ…」



幸村はコップの水を口に含み


幸「(ゴメン…)…ん」



雪の唇に口移しし飲ませ



『…っ、ん…ふ…』



雪がゴクンと喉を鳴らすのを確認し
幸村は悪戯心に雪の舌を絡め始めた。


『んぅ…ッ…ふゥ…ん゙ッ…』


幸村はまだ口内を舌で絡め
たまに雪の舌を軽く吸い上げたり甘咬みしたりした。

『ッ…んぅ…っ!』


雪は苦しさに目を少し開け幸村を見てすぐさま幸村の肩を押した。


『ハァッ…ハァッ、精市何してるんですかっ…』



幸「何って…Dキスだけど?(笑」


―…神奈川総合病院



『はぁ…っ…』


幸「随分苦しそうだね…雪」


『まぁ、それなりに身体が悲鳴あげてますよ、
待ち時間長すぎですからね』


ロビーの長椅子に2人は座っており
普段ならしっかり座ってるはずの雪は今はだらしない格好で座り


椅子に持たれかかっていたのだ。


幸「雪…みっともないからちゃんと座ってくれないかい、部長なんだし」


苦笑いをしながら言う
幸村に対し雪は聞く耳もたず


『うるさいなぁ…今は部長とか関係なく僕はきついんだ』


普段の雪らしくもない発言に幸村は笑みを溢した。


「仁王雪さーん…こちらにどうぞ」


ようやく看護婦から呼ばれ立ち上がろうかした
雪はぐらりと視界が揺れ


幸「おっと…雪大丈夫かい!?」

「仁王さんっ…大丈夫ですか!?」


幸村が雪の身体を支え
看護婦は慌てながらも心配そうに言い


『だい、…じょぶ…ですっ』


幸「看護婦さん俺が診察室まで連れていきますから案内お願いします…」


看護婦は頬を赤く染め返事をし
診察室まで案内した



『案内するまでなぜ横抱きなのだ、精市…』


幸「え?何雪、お姫様抱っこ嫌なのかい」


クスッと笑いながら雪を見て言い


『…話しても無駄なようだな…っ』


幸「ほら、着いた…
さぁ診察しておいで
お医者様から手荒い治療でもされてこい
(本当は触れさせたくないんだけど)」


幸村の本音が届くわけもなく雪は診察へ向かった

























―…数時間後


幸「お帰り、雪どうだった?」


『検査長すぎ…もう嫌だ』


幸「フフッ…雪らしいね、熱は下がったの?」


『解熱剤を投与してもらったから
多分明日には熱は下がってるはずです』


幸「そう、なら大丈夫だね…
あっ、そうそうさっき仁王から連絡あって
今日ブン太ん家に泊まるらしいよ」


『また、急だね…雅治何を考えてるのかな
僕は病人なのに…っ』


幸「…いや、それがさ雪外見たら分かるよ」



雪は病院から外を見た



『…これ帰れるんでしょうか?』


外は台風が近づいてると言う事もあり、
だんだん風が強くなり雨も強くなり始めていた。


幸「俺はさっき母親から今日台風で帰れないからって連絡あったんだよね…
妹は友達ん家に泊まるらしくて」


『というと…雅治も台風だから帰れないと』


幸「そうなるね…ちなみに俺も帰れないよ」


ニッコリ笑らえば雪は落胆した

『とりあえず、僕ん家に今日だけ泊まらせてあげます』


両親居ないから…と付け足しタクシーを呼び帰宅しようとした。



幸「(え…両親居ないからて
今日俺と雪2人っきり!?)」

精市は冷や汗をだらりと流しタクシーに乗り込み雪の家へ向かった。




























幸「雪っ…濡れるから俺の上着頭からかけて!!」


『ケホッ…ケホッ…精市が濡れるから!!』


幸「雪ん家まで少しだろ!?
その位平気だよ…雪は病人なんだしっ」


幸村はすかさず上着を脱ぎ雪の頭に被せ
すぐさま横抱きにし玄関まで走った。


『ちょっ!?…精市!!』


幸「うるさい…
だいたい雪ん家の家でかいんだから仕方ないだろ!!」

距離もあるんだし、と言い雪は大人しく横抱きに従った。




『ありがとう精市…』


幸「おかげさまで
全身ずぶ濡れだよ…まったく」


『僕のせいだって言うのか!?』


幸「現にそうだろう?何文句あんの?
へぇ病人だから優しくしてあげてるのに…(黒笑」



『不可抗力だ!!
てかシャワー浴びろ…風邪引くぞ』


幸「まぁ不可抗力っちゃ不可抗力だね、
俺より先に雪入りなよ…俺は後から入らせて貰うから」


『精市が先に入れ!!
僕よりずぶ濡れなんだからっ!!』


雪が幸村の背中を押し浴室へ押し込み


幸「っ…ちょっ、雪…押さないでくれるかい!!」


『さっさと歩けバカ!!』



幸「バカはそっちだろ!!
風邪引いてるのは雪お前だ!!」



『風邪かはまだ診断結果言われてないからわからないでしょ!!
てかうっさい!!さっさと入れ…っわ!?』


幸「危なっ!!」



幸村は雪に押され
雪は絨毯に足を引っかけ
幸村を押し倒してしまったのだ。



幸「~~っ、いってー…(怒」


幸村は床に鼻をぶつけ
痛めた鼻を抑えながら
苛立ちを露にしていた。



『…すまん!!大丈夫?』


幸「おかげさまで、
鼻が海賊のバギー並みになる所だったよ!!(怒」



『バギーてなんですか!?てか某アニメから出さないで下さい…っ』


幸「…トナカイになれそうだよ今なら俺…(ボソッ」
─朝AM09:20…。


幸「雪…入るよ…って
まだ寝てる、そんなに熱が…」


額に手を当てると
苦しそうな顔で寝返りし


『せ…ぃち?…』


ゆっくり目を覚まし
幸村の顔をぼやけながら見

幸「随分、弱くなったね…雪。
あんなに体調管理に厳しかった君が…クスッ」



『…嫌味言いに
僕の付き添いに来たんですか…』


起き上がろうかし


幸「別にそんなわけじゃないよ…ただ珍しいなぁて…
ほら、無理に起きたらいけない」


肩を支え起き上がらせ


幸「(っ…雪、ノーブラ…
寝間着の隙間から見えてるっ///)…き、着替え出そうか?」



『なんだ?吃りながら…気持ち悪い奴だな』


幸「黙れ、てか雪…
寝るとき位下着付けなよ!!」


『お前に関係ないでしょ?…苦しいんですから』


幸「…警戒しろっての(ボソッ
雪…服装はどれにするの?
…ってなんで全部男物ばかり…(イラッ」



『うるさいなぁ…
僕は女物苦手なの…
あっ、黒のTシャツとYシャツの
チェック柄の青と灰色の短パン取って』


幸「本当に女物ないね…」


言われた通り渡し






幸「ちょ!!雪…っ///(怒」



『なんですか…もう』


雪は後ろ向き寝間着を
外しながら幸村に答え


幸「馬鹿!!むやみに俺の前で脱がないでくれないか!!」


瞬時に幸村は後ろ向き
顔は真っ赤なまま


『別に減るものじゃないし…雅治なんてしょっちゅう見てるし…問題ない』


下の寝間着も脱ぎ
短パンに着替え



幸「(後で仁王覚えてろ)

お前一応女だろ、少しは恥ずかしいとは思わないのか!?///」



『ちっとも思わない…ケホッ、ケホッ…』


幸「雪…?」


振り返り
熱をおびた顔で呼吸も荒く


『なんですか…
じろじろ見て見せ物じゃありませんよ…』



幸「(危ない…
理性が崩れる所だった///)
別に、辛そうな顔をする雪見ると
何か服従させてる見たいで優越感に満たされただけだよ」


『お前最低だな…』


幸「雪譲りだから当の本人から言われたくないな」



『…精市』


幸「何?雪…」


『……くたばれ』





ケホッ…ケホッ。言いながら雪は部屋を出て1人残された幸村は



幸「くたばれって…今にもくたばりそうなの雪じゃん
…早く雪を服従させたいなぁ」


そう言いながら部屋を出て
タクシーを呼び病院まで向かった。