今回はグノーブルの説明会です。
グノーブルは我が子が幼稚園の頃から注目していました
私が中高生の頃に「英語のカリスマ講師」として有名だった中山先生が独立して立ち上げた塾だからです。
SAPIX内紛からのグノーブル設立の話は有名ですが、当時、渋谷の桜丘にNEXUSという大学受験塾がありました。
(今でいうと新南口のサクラステージを通って坂を登った、四谷大塚のある辺りです)
サピの高校部に当たる教室で、高校受験を経た元サピ生も多く通っており、東大や早慶に多数合格者を出していました。今ほど中学受験が過熱しておらず高校募集を行う学校もまだ残っていた時代です。
中山先生はNEXUSの看板講師で英語のイメージが強かったので、グノーブルの話を聞いた時に「なぜ中学受験塾!?」と思ったのですが、どんどん拡大して今や四大塾に迫る存在感です。「サピックスに似ているけど、かゆいところにも手が届く」と聞きカリキュラムにも興味がありました。大学受験の方も人気のようですね。
説明会は2時間あり、各教科の先生が一人ずつお話されたため内容も詳しかったです。塾によっては話すのは1人、2人だけという日もあるので充実していたと思います。
テキストや解答も閲覧自由だったので、各学年じっくりと見ることができました
【感想メモ】
・国語が売りなだけあって、低学年から記述ボリュームがすごい。特に3年生はほぼ記述。長い文章をしっかり書かせます。
・サピックスに非常に似ていると言われるテキストですが、算数はサピより解説がしっかりしている印象。
・理社は3年生はテストなし。社会はテキストを使わずに(!?)生徒との対話を中心に授業を進めるそう。自宅学習のボリュームが多い。
・理科も4年以降を見据えて種まきといった内容。カラーで見やすい。
グノーブルのカリキュラムの特徴として、社会の歴史が始まるのが他塾より早く、新5年の2月から1年かけてしっかり学びます。
秋から冬にかけて駆け足になりがちな近現代もじっくり扱い、受験生が苦手としやすい分野を定着させるのだとか。
個人的に一番いいなと思ったのは、【4教科に毎週触れることができる】点です。
新3年で週1回の通塾で毎週4科をやってくれる塾、意外と少ないです
早稲田アカデミーは週2回に分かれていますし、サピックスは週1で算国は毎週ありますが理社は隔週です。
グノはまんべんなくやってくれる分1回の拘束時間も長く、新3年生で50分×3コマの授業はなかなか。
低学年でこれに耐えられる子はどのくらいいるのかが気になりました
周りでもグノに通う知人が増えてきました。これからますます拡大していきそうです!