続きです。
障害者が高校卒業してから進路が決まるまでの道のり
① ホームドクターに紹介状を書いてもらい精神科医へ送ってもらう
② 精神科医で診察を受け、障害の診断書を書いてもらう(3年おきにUpdate)
③ 診断書と、活動手当申請書を国の保健省に送り、保健省が手当の有無を審理する
④ 保健省から活動手当承諾書が無事に届いたら、承諾書を持って住んでいる市役所の福祉課で
就労支援事業所の申請手続きをする
⑤ 市役所が作業所申請を受け、それを承諾したら、ようやく作業所選びが始まる 今ここ
①を1月26日にやってから3ヶ月、ようやく⑤まで来た
でも⑤が一番大変で市役所と何度も交渉を重ねなければならない(私がな)
なぜなら、長男はストックホルム市にある、Ikeaの障害者枠を希望しているのだが
息子が住む市役所とは労使協定を結んでおらず、そのため息子の市が多額の費用を払わなければいけないから
とりあえず、どうしてIkeaがいいのか、他の作業所との違いなどをせっせとプレゼン資料にまとめて送ってみた。
今福祉課からの返事待ちなのです
どうか、どうか決まりますように
卒業まで1ヶ月半の職業訓練
で、今、息子は週に2回、別のところで職業訓練を行なっています。
それがどこかと言うと
The 城
うちの近くで(2km)
人間より馬がたくさんいて
緑豊かで
お散歩好きな息子にはもってこいの環境です
スウェーデンの職業訓練や、作業所では一切ノルマがなくて
市役所が受け入れ先の会社にお金を払って『置いてもらう』
学童の延長のようなものだから
広大なお庭や、お城内のテーブルをちょこっと拭いてお散歩
隣のカフェでお手伝いして お散歩
お部屋お掃除してお散歩
などして過ごしているそうです
ここは、双子が17年前に洗礼を受けたところで、私たち家族にも思い出深いところです。
こんなところで短い期間でも働けるのは幸せだなと感謝です