新潟市を中心に不登校支援をしています。
息子が不登校になって
苦しかったとき
暗いトンネルの先を照らしてくれて
「大丈夫、大丈夫
」
って希望の光を見せてくれる
そんな人が欲しかった。
でもね、そんな人を見つけても
声をかける勇気がなかったの。
だから1人で悩んでる人が
少しでも
「私と同じだ」
って思ってくれて
一歩を踏み出せるように。
大切に言葉を届けたいと思ってます。
息子が学校に行きたくないって言ったとき
私は
何があったの？
何が嫌なの？
口で言わないと分からないよ
矢継ぎ早に問い詰めた
原因を取り除けば行けるようになると
信じていたから。
分からない…
という息子に不安になり
このまま休んだら行けなくなる
このままじゃ、この子の人生終わっちゃう
祖父母を悲しませちゃう
周囲にどう思われるんだろう
そんな事ばかりが頭に浮かぶ
本やネットには
寄り添いましょう
共感しましょう
十分寄り添っているつもりだった
でも正直、共感はできていなかった
「休んでいいよ」
そう言ったら息子の将来が終わってしまう
自分しかこの子を助けられない！
本気でそう思っていたから。
何をやっても状況は悪化するばかり。
次第に息子を責めるようになっていく…
今頑張らなかったら、行きたいと思っても行けなくなるんだよ。
今頑張らなかったら、一生頑張れない子になるよ。
ママを困らせて苦しくないの？
もう1回ママのお腹に入ってやり直す？
そうしよう。早く入って。ほら
怯える息子の目を見てハッと我に帰る…
でも自分の感情を抑えることができなかった
酷い母親だった…
息子の心に大きなナイフを突きつけた
今思い出しても心が痛い
自分のマインドが整って
ようやく気付いたことがある。
自分の心が
苦しいよー
誰かわかってよー
助けてよー
って悲鳴をあげていたのに
それを無視し続けた
見ないふりして
子どもばかり変えようとしていたって。
自分の不安に振り回されて
息子の苦しみに寄り添うことができなかった
寄り添ったつもりでいたけど
きっと、そうしなきゃいけないと思って
寄り添ったふりをしていたんだと思う。
あれから2年経って
息子になんで行けなくなったと思う？
って聞いたら
相変わらず「わかんない。」
それを私が原因究明に躍起になっていたから
余計に不安にさせたのだと思います。
「学校に行きたくない」
この言葉の裏側には
「行きたくても行けない」
もしくは
「行かなくてはならないと思ってるけど行けない」
って本音が隠れています。
小・中学校ともに4人に1人が
不登校になった「きっかけ」が自分でもわからないと答えています
お子さんが
「行きたくない」
って言ったとき
「そうだよね~行きたくない日もあるよね。
ママも小さいとき、そんなことあったな~」
ってドーンと構えて伝えられるように
自分の心にも
「えっ、行きたくない？
どうしよう。このまま行けなくなったら…」
と思う気持ちに
「そうだよね~、不安だよね~
わかるよ、わかる！」
ってフタをすることなく寄り添ってあげてくださいね。
お子さんに共感するには
自分の心に余裕がないとできません。
おいっ、自分の心かよ！
って、それに気付いたとき本当に驚きました。
そう。
子どもを元気にする近道は
親が自分の心に寄り添って
共感してあげることが大事なんです。
こんなの教えてくれる本やネットに出会わなかったな~
私の育児が間違ってたって相談があるんです。
昔の私もそう思ってましたよ。
きっと一生ものの傷付けたし…
でもね、
今思うのは
頑張って頑張って頑張って
自分の子どもの幸せをひたすら願って
頑張った自分は間違ってないと思うんです。
ただやり方や接し方を知らなかった。
これだけなんです。
なのでご自分を責めている方がいたら
大きな声で言いますよ~
間違ってないよ~！！
責めてもね、良いことなんて一つもないから。
頑張った自分を
「よし、よし。頑張ったね。」
って愛してあげてくださいね💕
最後まで
お読みいただきありがとうございました😊