【座り方】あなたの辛い肩こりや腰痛などを引き起こす原因の1



特に何かをしていないのに

普段から肩や腰が辛くなっていませんか


気温や気圧の影響もありますが

それだけが原因ではありません



肩こりや腰痛や頭痛など

慢性的な症状のある方は

生活習慣の影響が出ている証拠です



その1つが「座り方」です



この座り方を意識することで

慢性的なつらさを和らげることが

できます



現代は座っている時間が

増えています


デスクワークだけでなく

ゲームや読書やスマホなど

多くの時間を座って

日常生活を送っています





児童、生徒、学生は

ほとんどの授業座っています


子どもにはゲームやスマホを

長時間見ていると目が悪くなる

と言っていた親や学校が

今ではタブレットや電子黒板など

電子機器を使った授業もあるので

昔よりも子どもの負担が増えました


違いがあるのは体育や通学があるので

大人よりも体を動かしている分

まだ体調不調が少なくないです



最近は日常生活が戻ってきましたが

コロナの影響が大きかったため

多くの人たちがオンラインになり

座っている時間が増えていました



本来なら人間は動くことが普通です


動かない時間が増えれば増えるほど

「運動不足」になり血液循環が

悪くなります


極端に言ってしまえば

寝たきりの状態の方は

全身の筋肉や関節を動かすことが

困難になってしまいます



人はリラックスした状態ではなく

姿勢を維持するため筋肉を緊張させ

体を動かさないように座っています



座っている姿勢は身体への負担が大きい


実は座ること自体が

身体への負担になっています


座っているときは

足に体重が乗っていないので

楽に感じます


しかし立っているときよりも

座っているときの方が

大きく腰に負担がかかります



スウェーデン生まれの

ナッケムソン整形外科医師が書いた

「姿勢の変化による椎間板内圧の変化」

という論文があります


立っている状態で

椎間板にかかる負荷を

100%とします


正しい姿勢で座っている場合

椎間板にかかる負荷は

140%になるそうです


前かがみの姿勢で座ると

椎間板にかかる負荷は

185%に増えます



これだけ座っている姿勢は

身体へ負荷をかけている

ということが分かります



しかし普段からしている座る姿勢が

身体の負担になると分かっていても

座る時間を減らすことは難しいです


仕事によっては勤務中の8時間を

ほとんど座って過ごしている方も

いるのではないでしょうか?



立っている時間や寝ている時間より

座っている時間の方が長い

ということもあります


生活のほとんどが座る姿勢なら

体調の改善をするために大切なことは

「座る姿勢を正すこと」が

ダメージを減らす近道です



では身体に良い座り方とは

どのような座り方でしょうか?



改善する方法は大きく分けて3


①両足を足を地面につける

②胸を張る

③骨盤を立てる


①と②はそのままですが

③の「骨盤を立てる」を

説明していきます



まず「坐骨」という骨を

探してみましょう


椅子に座っていただき

前後左右に腰を揺すってください


椅子に一番あたっている感覚の部分が

坐骨です(左右にあります)


その両方の坐骨に

均等に体重がかかるようにして

座ってください


顔を真っ直ぐ前に見た状態で

上半身を楽にしてください


この状態が「骨盤を立てる」姿勢です



猫背や反り腰でもない位置で

上半身を安定させると

良い状態の座る姿勢になります



最初のうちは体が歪んでいるので

落ち着かないと思いますが

定着してくれば体は安定します


安定してくれば慢性的な

痛みや怠さなどの症状は

軽くなってきます


ぜひ座り方を意識していただき

体への負担を軽減していきましょう