そういえば、藤圭子が好きだったなぁ~・・・

あの、寂しげな目と、ストレートのロングヘア―で、

黒の洋服に白いギター、

たまらなく好きだったなぁ~・・・

 

小椋圭の歌に惚れてたなぁ~・・・

「少女」、「片思い」、「叶わぬ恋」、「夢にしか見れない恋」、「挫折」、「孤独」・・・

そんな小椋圭の歌がたまらなく好きだったなぁ~・・・

 

アグネスチャンが好きだったなぁ~・・・

好きだった娘が似てたから。

歌を聴きながら彼女とダブらせて、

胸が苦しいほどキュンキュンしてドキドキしてたっけ・・・

 

そんなことを、

今日電車で隣に座った女の子の香りから想い出した。

 

白いブラウスに、ブラウンのロングスカート、

至って地味な顔で、地味な服装なんだけど、

香って来る香りが、

アイロンを掛けたような、

セッケンの香りのような、

清楚で、清々しい香り・・・

 

隣りから漂って来たその香りから、

自分が10代の頃の想い出が蘇って来た・・・

 

あの頃ワタシも若かった、ウブだった、田舎もんだった、勇気が無かった、要領が悪かった、

そんな10代、

あの頃に戻りたく、

そして又、

戻りたくも無く?

でも、

戻りたいよぉ~・・・

が、本音!?