たびのこと2
つぎのひ
やっぱし来てしまいました。かすやちゃん。

ここは、1年ぶりの

京都です。
京都市バス1日乗車券と
碁盤の目状の京都マップを手にすれば、

昨年の経験がいきて、
もうどこへでも行けちゃいます。
まずは、昨年は行けなかった東福寺に

京都の石畳を歩けることが幸せ。

まずは、霊雲院によりました。

実家にありそうな、巨木の置物。

畳を踏むのはひさしぶり。

広い家内。

お目あての庭園。
重森三玲の九山八海の庭です。

ネーミングからしてカッコいいのですが、

↑遺愛石を中心とした砂紋は、とってもキレイ。
枯山水(かれさんすい)といって、池などをつかわず
や砂流を水面にみたてる作庭技法だそうです。
なんとも粋です。

西の『臥雲の庭』も素晴らしい眺めでした。

ずっとここでのんびりしていたい気分でしたが、
きょうはあんまし時間がないので、そうもいかず、
さきに進みます。
途中の屋根の上に乗っかっている蓮の花。

もすこし進むと
よく旅行の本で見る通天橋の風景

ここが紅葉のシーズンだと、

↑ぱーーーっとしているんですけれど、
やっぱし冬はさみしげですね。
木橋がよく建っているのですが、

木自体は長い年月のおかげで、
虫の巣です。

でもこの模様は、なんだかきらいじゃない。
メインの方丈庭園。

こちらも重森三玲の代表的な作庭です。


とくに素晴らしいのが、西庭と北庭のスクエアなデザイン。



この庭が造られたのは昭和14年で
そのころにこんなにモダンでカッコイイデザイン(デザインという横文字で表してよいのか、、)
できる人は、ほんとうに偉大です。
いいものを観させて頂きました。

また、
このような庭園を、維持管理している庭師さんは
かなりの凄腕なんだろうなーーと感じました。
つぎに訪れたのは

三十三間堂です。

まずは堂外の遊歩道を散歩。

真冬なのに、青々とした葉を垂らしている
↓この木の名前が気になります。


いよいよ堂内に入ったのですが、
写真撮影が禁止のため、
↓参考写真にて。

中には1001体の千手観音像と
風神・雷神像と、二十八部衆像が配置してあります。
それはそれはすごい迫力で、
噂には聞いていたが、これほどかーー。と思いました。

とくに二十八部衆がカッコよくって、
とくに気に入ったのは、金色孔雀王。
解説によると毒蛇を食べてしまう孔雀の神だそうです。
三十三間堂。
ぜったいに人生に1度は行ったほうがいいオススメスポットです。
つぎに伺ったのは、

ことしもやっぱし清水寺。

あいかわらず、すごく人は多いです。


清水の舞台から京都市内を一望。

この日、天気がよくって、ほんとうによかった。

今年も一人旅だったので、
勇気をふりしぼり、道行くひとに、
写真撮影をおねがいしました。

なんともシュールな。
ちなみに昨年の写真↓

立ち位置まちがえた、、、。
うろうろしていると、
スティーブン・セガール風(?)に髪を結った、
白髪のフランス人がいて、思わずパシャり。

それを目撃されて、ひょんな展開で一緒に。

すごくカッコイイおじさんでした。
そして、もひとつカッコイイのがこの写真。↓

清水坂を下る車夫は、なんとも画になります。
つぎは行ったことのない四条に繰り出します。
いわゆる京都市の渋谷原宿的な場所です。
と
行ってはみたものの、四条は意外に広くって、
なにも知らないぼくがさまよったところで、
おされなショップなどは何一つ発見できずに、
若者でにぎわう町中で、敗北感を味わいました。
下調べが甘かったです。
でも先輩に教えてもらった、
『スマート珈琲店』にはたどり着きました。


昭和7年創業。かなりの老舗です。

ホットケーキセットをいただきました。

せっかくの珈琲店ですが、
残念ながらコーヒーが飲めませんのでミルクティー、、。
このホットケーキすごくおいしいです。

一瞬でたいらげました。

あと、フレンチトーストもおいしそうでした。
これで京都を後にして、
神戸に行き、
昨年同様、ソウさんに髪を切ってもらいました。
ありがとうございました。
あいかわらず、バタバタな旅です。
つづく。