こんにちは(´・ω・`)
昨日の続きです
最寄りの場所から辿ります
名手八幡神社から県道127号を南に走り、国道24号の交差点を左(西)に曲がり、藤崎交差点を左(南、道幅狭いです)に曲がって道なりに行くと左側に藤崎弁天堂があります
藤崎弁天堂『境内由緒書』『紀伊続風土記』より
旧那賀郡粉河荘池田垣内の小字藤崎にあり、江戸時代後期の堂号は「辨財天堂」と記され、『紀伊続風土記』に「藤崎の東南隅松林の内にあり、此地南は紀ノ川に臨み、東は名手川あり、奇巌削立し川上に穿出して高七丈餘○に縦墳なり。粉河寺正暦二年太政官符四至の文に「東限椎尾水無川辨財天」とある。即此辨財天なり」と記されている(○は字崩れて読めず)。
由緒書によれば、古くは社頭に古岳庵と称する 小庵があり、江戸時代末期(幕末)の頃、琴の名手であった幽真上人の寓居したところであり、幽真上人はこの地の風光を非常に愛し、常に七弦琴を弾いて詩歌に勤しんだ。また、勤王の儒者森田節斎(荒見九頭神社に顕彰碑、近くに墓地がある)とも交友。節斎はしばしばこの勝地を訪れて上人と語り合った。節斎の『古岳庵の記』は藤崎の勝地を記したものと云われる。明治18年(1885年)、陸奥宗光の別荘地となったが、大正年間に宗光の嫡男である広吉により、旧王子村に寄附されて、粉河町を経て、現在は紀の川市が所有している。
境内全域が和歌山県指定名勝に指定されています。
石仏の右側にあります
境内は狭く、左隣は公園になっています。駐車場は生活道路に面していますので、注意が必要です
今回はこれにて終了
途中雨に遭いましたが、久々の散策が出来て良かったです
今月末にも遠出を予定しています
次は雨に当たらないことを祈るのみ🙏