こんにちは。

さて、来期の板を決めるために参加したSBJ試乗会。

筆者が参加したのは25日(金)の平日でしたが、大勢が集まり、盛況でした!!

 

 

直前まで大寒波で少し心配していましたが、天気も良く、最強のコンディションで試乗できました。今回は試乗したモデルの感想などを記録しておきます。

 

■筆者の情報(いつものコピペです。)

 ○体格:身長150cm/体重40kg(圧倒的に小柄で、板選びが難しい。)

 ○普段乗っている板:ogasaka CT 143

 

■試乗状況

・スキー場:苗場スキー場

・コース:第3高速リフト下(初・中級)

・バーン状況:ギュっとしまったピステンバーン

 

■試乗板インプレ(乗った順)

①ogasaka FC151

今回、筆者はパウダーボードを求めて試乗会に参加しましたが、圧雪ではFCのようにカービングがキレる板がほしい、と思っていて、まずは基準とするべくFCを試乗。

 

物理的な乗り味ももちろんですが、筆者としては数年前にFCに乗った際に感じた「わくわく感」を思い出したいな、という狙いがありました。

 

当時、FCは硬めのフレックスから、逆説的に正しい乗り位置を教えてくれるような気がして、この板で練習したらうまくなるだろうな!と惹かれたものです。今回パウダーボードを選ぶにあたり、そういう「この板で練習したい!」という気持ちになる板を選びたい、まずはその気持ちを思い出したい、といったことから、このチョイスでした。

 

あいにく151しかありませんでしたが、これから本命を試乗するにあたり、乗りずらいものならなんでもいいや、と乗らせていただきました。笑

(最初に乗りやすいものに乗ってしまうと、その後の印象が・・・笑)

 

実際、さすがFCといったターンの安定感はありましたが、いかんせん長いのでテールがいつまでも引っかかる!笑 

でも、とにかくバーンへの食いつきが印象的で、ターン中の板の存在感や安心感、そしてFCの楽しさを思い出させてくれる、いい1本でもありました。

 

②MOSS Q51


実は、FC試乗後にgentemstickを試乗しようと目論んでいたのですが、

試乗会にgentemは参加していませんでした。完全なる下調べ不足です。。。。

 

さて、ここでMOSS Q51の試乗。(本来はgentemのMANTARAYと比較したかった。)

下調べの段階ではこの2本がかなり本命でした。

 

乗った感想として、まず、長さのわりに細身だからでしょうか、軽いです。

圧雪での乗り味としては、MOSSらしく(?)なのか、癖がなく、自然と乗れる印象です。

 

*以前snowstick(50SW)に試乗した際にも感じたのですが、板の主張があまりなく、おそらく万人受けするような、バランスの良い乗り味のメーカーだと思います。

 

ただ、FCの後に乗ってしまったのが仇になったのか、、もともと筆者はノーズにかなり乗り気味な傾向があり、あまり踏みすぎるとノーズがバタつくところもありました。

フレックスレベルでは6/8ですが、それほど硬い印象でもなかったです。

 

③KORUA shapes pencil147

お目当てのgentemが来ていないし、Q51にも乗ったし、なんだかもう消化試合的なテンションだったのですが、せっかくだし、という気持ちの中で試乗したのがKORUAでした。(失礼。。。)

 

正直、試乗する前まで硬い印象があったので、乗りこなせないだろうな、、と思いつつ。

でも乗ってみて、評価が一変しました。。!!!

 

もちろん柔らかい板ではありませんが、倒せる!踏める!とにかく頼れる板でした。

なによりFCに似た印象で、「わたしがほしかったのはこれだ!」と。

 

ノーズに幅があるので、ターン入り口でがっつり踏んでも受け止めてくれますし、テールまでしっかり使えて、抜けたりすることもありませんでした。

 

一方で、硬い板にありがちな操作感に欠ける印象もなく、筆者の体格でも普通に扱えました。(そこがなにより嬉しかったです。)

また、パウダーにも一瞬入れまして、ノーズの太さから来る浮力が強く、実際のところ未知数ではありますが、期待大です。

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ただ試乗会の終盤、体力的に限界が来た頃にもう一度試乗してみたのですが、さすがにそんなときは大きなノーズが重く感じました。笑


なお、pencilについては前記事でも絶賛しています。笑



 

④KORUA shapes dart140


pencilでテンション爆上がりしたので、そのままdartも試乗してみました。

140と短いモデルなので、ミドルターンがすごくおもしろかったのが印象的でした。ミドルターンでこんなに板を立てられたのは初めて。笑

 

フレックスはpencilとあまり変わらない印象です。

KORUAのスタッフさんによれば、pencilよりもパウダーに寄せたシェイプなので、何をしたいかによって選んでもらえれば、とのこと。

 

KORUAはまず根底に各モデル共通で「カービング」があり、さらにそこからいろいろなシェイプがある、という建付けのようで作り手のメッセージがわかりやすく、選びやすいブランドだな、と思います。

 

⑤ogasaka FC147

もう一回pencilに乗りたかったのですが、あいにく出てしまったのでogasakaテントに戻り、FCへ。

 

朝イチは151と長かったのですが、147は楽しかったです!

最近の課題になりつつあるバックサイドも、いつもより低い体勢をとれたりして、やっぱりFC最強だなあ、、と。笑

 

KORUAの後にFCに乗っても、やっぱり似た感触だな、と思いました。

(ただ当然ですが、FCのほうが より自然にターンが切れますし、セミハンマーならではの安定感があります。)

 

⑥MOSS Q505

 

ここで隣のMOSSテントに移りまして、Q505を試乗。

アングル設定時に、(30, 3)と伝えると、スタッフさんが「マニアですね」とにやり。その日の格好も褒めてもらえてすっかりご機嫌な筆者でした。

 

が。こちらは予想通り、筆者の体格では扱いずらかったです。

まずはやっぱり太めの板とあって、重さを感じました。

もはや自分が板の対象外なので敢えて詳しい感想を記しませんが、スタッフさんのお話しではフレックスバランスのいい板です、とのことでした。

 

(わりとここで筆者の体力は限界を迎え始めます。。。。。)

 

⑦、⑧、⑨

その後、数本試乗しているのですが、体力的に限界ですこぶる調子が悪かったので割愛します。(たしかFC145、CT-IZ148、KORUA pencil147)

 

調子が悪すぎて自分の板に戻しても不調。やけにテールが引っかかったのですが、おそらく後ろ足が追い付いていないんだと思います。

 

⑩ogasaka CT 146

急に思いついて、自分の乗っているCT143より少しだけ長めの146cmに乗ってみました。

やっぱりCT。1日硬めの板に乗っていたので、それまで感じていなかったバーンの凸凹がかなり足裏に伝わってきますが、それでもやっぱり「いてほしいところにいてくれる」のがCTでした。

 

ほんの3cmの差ですが、経年劣化もあるのか、それとも気持ちの問題なのか、いつもより頼れるように感じ、それまでの数本、かなり調子悪かったのですが、CT146のターンが面白すぎて、思わず笑いながら滑ってしまったほどです。

ちょうど時刻は14:30をまわり、これにて試乗は終了。受付にカードを返却して、筆者も帰宅の準備を始めました。

 

■まだまだ乗ってみたいボードがたくさん!

実はsalomonのHPSシリーズも興味があって、何度かテントに行ったのですが、合うサイズに出会えず。。。あの「見るからにパウダーボード!」なロッカー具合も気になります。

 

それと、mosssnowstickのC3もタイミングが合いませんでした。。。

50SWは出会った頃にはかなり疲れ果てていて、パスしました。

 

前記事でコメントいただいたSECCAも見つけられず。(すみません。)調べてみるとグラフィックが非常におしゃれで、来期の試乗会で出会いたいものです。

 

あと、BCのSとかも乗ってみればよかった。。。CTと比較してみたい。などなど、後から思うこともいろいろあります。

 

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それから試乗会では、数年前に検定でお世話になったデモさんにお会いできました。

怪我もあり、お休みしていた期間があって本当に数年ぶりの再会で、嬉しかったです。。。!!

 

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さて、試乗会から帰宅後、自分のブーツを見てみると、1日でかなりへたっていました。

普段よりフレックスの硬い板に乗り続けていたので、一気にブーツに負荷がかかったのかなあ、と思っていますが、来期KORUAに乗るとして、このペースだとすぐにブーツを買い替えることになってしまいそうです。

 

また、やっぱり板が硬い場合は、もう少しブーツも剛性を高めたいな、と滑走中に思ったのも事実でした。

ということで、powerrideのもう少し硬めのもの(現状は一番柔らかいfitを使用)の購入を検討しています。現段階ではwing付きがいいかな、、なんて思っていますが、来季までにもうすこし考えてみます。