成底ゆう子さん

沖縄石垣島出身。
成底という名前は、多いそうです。
インディーズ時代に歌っていた「ふるさとからの声」が
TV番組「誰も知らない泣ける歌」で取り上げられて話題に。
メジャーデビューに繋がりました。
ふるさとを離れている成底さんが感じることが出来た
両親やふるさとへの思いが歌われています。
私は、歌詞を読んだだけで泣いてしまいました・・・
歌詞の中に、お父さんの言葉があります。
「描いた道を 生きていけばいい お前の涙 全部うけてやる」
インタビューで成底さんは、
「小さい頃から厳しい父に反発していて、その父から離れたいから東京に出た。
でも、やっと父の愛情が分るようになった」とのこと。
大好きだから、反発するんだ・・・・と思う。
親子でも、ぶつかり合うだろうし、ずっと大好き同志ではない。
けれど、奥底では絆があって、真剣に向き合うべき相手だろうし、
そういう中で、本当の愛情を感じることができるんだろうな。
私も、実家を離れて10年以上。
両親のありがたさを感じる時もある。
一方で、喧嘩もするときもある。
先日、父との喧嘩の話を友人にしたら、
「本当に大好きなんだね」と言ってくれた。
どうでもいい相手には、反発もしないし、喧嘩もしないんじゃないかな。
相手に対して、真剣だからこそぶつかることもある。
そして、ぶつかったからこそ感じる愛情がある・・・・・と思うのです。