今日の、TOKYO UPSIDE STATIONのゲストは、
北原由貴さん
乳がん全摘という大病を患った後、歌手として福祉の活動もされています。
全国各地に訪れボランティアで歌われています。
老人ホームでは、痴呆の方が歌を聞いて反応された事もあるそうです。
そういう時に、ホームのスタッフや家族の方々が、感動される姿を見ることあるとのこと。
確かに、病気や痴呆でいる本人も大変だと思いますが、それを支える人々の苦労も感じました。
新曲は「愛する人へ」
徳之島で19年にあった自衛隊輸送機墜落事故が題材になっている歌です。
救急患者を搬送する為に飛んだ輸送機は悪天候の為、墜落、4名の方が無くなりました。
歌には、飛び立つ輸送機に乗っている益荒男の思い、その家族の言葉が歌われています。
最初、聞いた時は、戦時中の特攻隊の歌かと思いました。
命を守るために、飛び、そして散っいく・・・・
戦時中も、現代の自衛隊も、思いは同じなのだと感じました。
そして、残った遺族の思いも。
この歌を聞いて、離島では急病になったときに、救急車ではなく自衛隊の応援を頼まなければいけないのだという現実をしりました。そして、そこには危険が伴うという事も。
自衛隊は、医療救援活動も行なっていると、耳では聞いて知っているけれど、実感として湧いていない人もいると思います。
北原さんは、より多くの人に知って欲しい、感じて欲しいと歌っていらっしゃいます。