私として、パーソナリティとして | 中村由紀オフィシャルブログ Powered by Ameba

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今日は、長文になりそうです・・・・・

最近、思うこと。

体当たりという言葉があるけれど、
それに加えて、心ごと当たって生きていきたいっ、ということ。

私も、今まで、体当たりで、色々頑張って生きてきました。
自分でも、よく頑張ったっ、といえる位に。

でも、それが意外にも薄っぺらなものだということに、
否応無く、気づかされています。


この4月から勉強していることがあります。

そこでは、自分の内面、感情を深く掘り下げ、
ポジティブもネガティブも受け入れて、
人間的にもスピリチュアルにも
成長していこうという取り組みを学んでいます。


先月は、自分の人生年表を作りました。
私の0歳から41歳までを振り返り、
どんな出来事があったか、
その時にどんな事を感じていたか、
詳細に探っていきます。

今までの人生で、経験したことを感情豊かに味わっていたのなら、
その時の事を思い出しても、その気持ちをリアルに感じることができる。
嬉しかった、楽しかった、しいては、悲しかった、苦しかった、腹が立った等・・・

それが、人生の深みに繋がる・・・・はずなのです。

ですが、
私は、自分の年表をサラリと作り、様々な感情も風化していたのです。

例えば
昨年、私は離婚しています。

それまで仕事、仕事だったのが、
子供を産み、家族をつくっていきたいと思えた矢先の事でした。

物凄い、ショックと、悲しみ、悔しさ、怒りを感じていたはずなんです。
ですが、それも抑圧し、綺麗事として収めてしまった。

離婚も良い経験だったわっ!

と、遠い昔の事、いや他人事のようにしてしまい、
思い出の引出しに仕舞い込み、ご丁寧に鍵を閉めているんですね。

本来なら、思い出の引出しは、何時でも、すぐに開けられるはず。
でも、私は鍵のかかった引出しを、ただ積み上げていただけなんです。

それが、今までの私の生き方でした。

だから、一生懸命、頑張っても満たされないという思い、
そして、自分には何か足りない、もっと頑張らないと、と焦っていた。

それは・・・・

言うのが辛いことなのですが、
私のラジオパーソナリティとしてのあり方にも出ています。

もっと、厚みのある言葉を発したい、
もっと、心から人の話を聞きたい、
もっと、もっと、もっと・・・・・

ずっと、そう思っていました。

そして、
やっと自分が何をしたら目指しているものになれるか、ということが見えてきた。

その一つとして、今日のブログを書いています。

このブログでも、
私は表面的な事だけを書いて自己満足していました。
それが、薄っぺらな私です。

けれど、
もっと自分を出していかないといけない、
さらけ出して、そして強くなる、しなやかに・・・・

言ってしまえば、今更だけど、
今、気づけた事が幸せだと思っています。

これからは、
日々、自分の気持ちを受け流さず、真摯に受け止め、味わいっていきたい。
そうすることで、傷つく事があろうと、ぶつかっていきたい。

それが、
私の人間としての成長であり、
パーソナリティとしての成長でもあると確信しています。