近松 | 中村由紀オフィシャルブログ Powered by Ameba

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今日は予定がキャンセルに、、、

う~と、考え
とりあえず外に出て、
本屋で″駅からブラリ散歩″みたいな本で

近松ゆかりの尼崎~
というのを見つけ

さっそく尼崎に向かいました!

大阪にいるころは
「あまぁ~」と言っていた尼崎ですが
あまり知りませんでした。

近松門左衛門が、なぜ尼崎なのか

まず、それを知りたいと近松記念館へ


近松は、京都から大阪に移り住みますが
そこで尼崎の広済寺と縁ができます。

そして、広済寺の近くに仕事場も設けたそうです。

その流れで、近松が亡くなった後、大阪谷町の寺と
広済寺に埋葬されたとか。


ふむふむ、
曽根崎心中とかの作品は知ってましたが、
そうだったんだあ、、、

印象的だった時世の句
「 残れとは 思ふもおろか 埋(うづ)み火の
消ぬ間仇なる 朽木書 きして」

火鉢の炭火に灰をかぶせたりしても
消えず残るのはわずかな間。
それと同じような自分の短い一生に書き散らした作品が
後生まで残って欲しいなどとは、とてもとても、、、、
という意味。

確かに、後生まで何かを残したいというのは
おごりだと思う。

でも、本人の意志に反し
現代まで、そして未来も、
多くの人を魅了するのは間違いなし!


小さな記念館で一緒になったおば様は
「文楽は観るけど、この記念館は、やっと来れた」と。

うわ~
文楽は観たことありませ~ん!

本場、大阪人なのに、、、

一度、観る機会を作らねば~

という明日は
譲二さんの舞台を観に
新歌舞伎座で~す!