昔から日本人は言葉の影響力を知っていた | 中村由紀オフィシャルブログ Powered by Ameba

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昨日、久しぶりに映画を映画館で観ました

作品上映前に宣伝や注意事項の映像も
久しぶりに観ました

中に超若者言葉のものがあって

「あざっす」
「っていうかぁ」
「ぶっちゃけ」


他にも沢山あったんだけど思い出せない
(;^_^A
使い慣れてないんでしょうねww


勿論だけどイントネーションも今時のもので
声優さんも凄いなぁ・・・・

と感心していました


若者言葉を言葉が崩れると
忌み嫌う人もいますが

私は
言葉は変化すると思っているので
それはそれで楽しんで聞いています


だって
万葉言葉を現代では使わないですよね




一方で昔から伝わる
日本の言葉に対する感性って
素晴らしいなっとも思うんです


例えば
私は結婚式の司会もするのですが

こういう場では忌み言葉もあり
司会者は使わないようにします


終わる 切れる 戻る 返す 破れる
繰り返す 再度 度々 重ね重ね

他にも多数あるんですよね


なので司会者としては
神経を使うところでもあるんです





ですが
日本人の言葉に対する繊細さ
そして言葉の影響力についての智慧
それを伝統として継いでいる


などに関しては
素晴らしいと思うのです


特に
言葉の影響力は強いものです

それは自覚していなくても
無意識に入ってきます



なので
結婚のお祝いの席で
忌み言葉を繰り返し使っていると
現実的に影響があるかもしれない


そういったことを踏まえて


「終わる」ではなく「結び」「お開き」としたり
「席に戻る」を「席につく」
「ケーキを切る」を「ケーキにナイフを入れる」など
言い換えて表現するんです







司会者として
面倒くさいなぁってって感じてた時も
過去にはあります
m(_ _ )m


でも
そういった日本人の智慧を

ささやかながら受け継いでいるんだなぁと

誇りに思えるようになったのは幸せだな




でね


言葉の言い換えは日常生活でも
ものの見方・捉え方を変えてみる事にも
当てはまると思うんです



全てをポジティブにではないけれど
ネガティブな事を考えてしまい落ち込んだ時に

見方を変える=言葉の言い換えをしてみる


そうすると
フト気持ちが軽くなったりする


自己啓発や潜在意識に関するワークでも
行われていることですが
日本人はずっとしてきていることなんでしょうね


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