「虫眼鏡で調べて望遠鏡で話す」があります。
所属事務所の創設者である高橋圭三氏の言葉の一つ。
取材や下調べでは、詳細に普段は見ないところも話せるように準備する。
その後、放送や司会で話す時は、
細かい事に拘らず全体が分かりやすく伝える。
けれども
虫眼鏡で調べているから話し手が選ぶ言葉、一言一言は深みがあります。
それは話し方テクニックの
「テーマはシンプルに絞りましょう」につながりますね。
あれもこれも伝えると散漫になります。なので絞って話す。
特に番組では、それを心がけています。
様々な情報を入れると本当に伝えたい事が伝わりにくくなります。
ゲストのあれも言いたい!これも情報として加えたい!という気持ちも分かりますが、
「この情報がボヤけてしまいますので、こちらはカットされたらどうでしょう」と伝えます。
結果、その方が良いんですよね。