
新曲「冬雨」(ふゆさめ)のタイトルは
水木さんが考えたものでだそうです。
もともと、
「秋雨や春雨はあるのに冬雨はないなぁ・・・」
というところからの発想だそうです。
それにしても「冬雨」は詩的な言葉!
冷たい雪になる前の冷たい雨を想像しますよね。
今までにない言葉でも、
字面から絵が浮かんだり、感じたりできるのは
日本語だからなんでしょうね。
雨に関する言葉を考えてみると、
それから
五月雨、氷雨、小雨、、霧雨、長雨などなど。
調べてみると
糠雨(ぬかあめ)・・・・・非常に細かい雨
霖雨(りんう)・・・・・幾日も続く雨
叢雨(むらさめ)・・・・ひとしきり強く降ってやむ雨
難しい言葉もあるんですね。
日本には雨に関しても沢山言葉があるのだと勉強になりました。
そして雨でも微妙に違う降り方を表現してきたんですね。
昔から日本人はお天気ひとつとっても、
感性豊かに感じ、それを言葉にしていたんですね。
様々なものを表現するのが言葉です。
ちょっとしたニュアンスの違いを伝えられるか。
ラジオの放送では映像がないだけに特に必要です。
例えば高さを表現するとき、
誰でも想像しやすい
「電車のつり革の高さ」とか「改札機の高さ」と表現したり。
聞いている人が具体的に絵が浮かぶようにと思いながら話しています。
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