私の進むべき道は、これでいいのでしょうか?

今まで、何度この問いを聞いたことでしょう。
人が前進しようとするとき、必ず恐怖という名のお客様が訪れます。

失敗するかもしれない・・・

友人に笑われるかも・・・

恐いですよね。
私はいつもこの恐怖心を飼いならすのに苦心していたように思います。
恐怖心のために進もうとした足が何度止まったことか。

でも、みんなが恐れる失敗には面白いカラクリがあるんです。


ミヒャエル・エンデの「はてしない物語」をご存知ですか?
主人公の男の子が失敗ばかりしながら物語が進んでいきます。
読者は、まちがった道にどんどん進む主人公に苛立ちさえ覚えます。
どんどん心もすさみ、悪のエネルギーに引きずられてまちがった道の最果てまで行ってしまった!
と思った瞬間に、転回が起こるのです。

これが、宝石赤失敗の神秘です。

失敗して失敗して、その集積がある瞬間、プラスに転回するのです。


失敗+失敗+失敗・・・→プラスに転回
→正しい道への予感へ


失敗は、正しい道に進むための礎だったんです。
ですから、まずこの道だと思ったら、少しだけでも一歩前へ足を踏み出せるといいですね!
そして、失敗した!と思ったら自分を批判したり否定したりせずに、
ここまでよくやったね!と自分をねぎらってほしいと思います。
そして、失敗の意味を吟味して、また一歩踏み出す。

失敗の神秘

素敵な言葉です。
エンデさん、こんなに美しい言葉を私たちに残してくれてありがとう。

四つ葉あなたは、どんなことに挑戦してますか?