令和4年度決算を認定しました! | 上田ゆきこのブログ

令和4年度決算を認定しました!

政策チームAGORAは令和4年度の4会計決算を認定しました。

 

以下、政策チームAGORAの決算意見です。
 



政策チームAGORAの会派意見を申し上げます。

令和4年度決算は、長期化するコロナ対応に加え、海外情勢に由来する原油価格・物価高騰などへの緊急的な対策のため、5回に及ぶ補正予算が組まれ、適切な事業執行が図られたことを確認しました。

審議の中で、会派委員が指摘した以下について、さらなる改善を求めます。

・低所得者への経済的・福祉的・教育的支援は当然のことながら、増えている高額納税者の区民満足度向上にも注目し、各階層バランスよく行政サービスを配分すること。

・ふるさと納税の政策メニューとして森林環境基金を加え、環境行政に効果的に執行すること。

・育成室待機児童対策は、待機児童解消加速化プランの着実な実践により増室して成果を出すこと。

・キャッシュレス決済事業は、若い消費者や新規顧客獲得効果を考え事業を継続すること。
・Bーぐる第4路線の早期計画と運行開始。
・シニアフィットネス事業は、フレイル予防や健康寿命の延伸等につながるので事業を拡充すること。
・エシカル消費は、消費者行政だけでなくSDGsと併せ、事業者や全庁的な取組になるよう事業展開をすること。
・ICT支援員の全校への週5日配置。また、特別支援教育の指導員の増員により、現場の負担を軽減すること。

・小石川図書館と竹早公園の一体的整備は早期に工事着手すること。
・相続の手続における戸籍等の請求から取得までのワンストップ化。
・防災センターは時代に見合った機能を備え、災害時の地域情報収集や発信を充実すること。
・大塚地域活動センターへの期日前投票所の新設。
・認可保育園の事業撤退の際の在園児の速やかな転園等への配慮。
・保育の質のさらなる向上。
・がん検診受診率をさらに上げ、前立腺がん検診を実施すること。
・障害者施設槐(えんじゅ)の会の建て替えを早期に行うこと。
・国道・都道の街路樹の管理について、第六建設事務所と連絡を密にし、徹底して美化に努めること。
・区全体の事業における人権をチェックできる部署をつくること。
・婦人相談員の常勤化とともに処遇改善。

・公共施設等総合管理計画におけるZEB、ユニバーサルデザインのマネジメント部署をつくること。
・発達支援センターの専門性の向上。
・PTAの役割負担を軽減できるよう、地域学校協働活動と明確化すること。
・学校運営の公費を明確化し、PTA会費との区別化をはっきりとさせること。

・中1の壁を防ぐため、子育てと仕事の両立を切れ目なく18歳まで行うこと。

・子育て支援、ヤングケアラー、虐待等の予防に向け様々な事業を拡充・新設し、多様な受皿をつくること。

・こども家庭センター、母子保健、児童福祉双方について十分な知識を持つリーダーシップの下、一体的なマネジメント体制を構築すること。
・部活動指導や育成室等においても子どもを性被害から守るため、採用職員のチェックの仕組みをつくること。
・放課後等デイサービス事業者へ家賃補助を実施すること。
・障害福祉手当の支給を周知した事実を証明できないときには、行政の使命の視点に立ち、区長の政治決断で遡及支給すること。

・子どもの人権を守るため、子どもが意見を表明しやすい支援や、聞く側の大人のスキル強化を図る子ども意見表明支援員とともに、第三者機関の設置を行うこと。
・災害時の感染症対策からも私道の下水道の更新を早急に進めること。
・都市マスタープランなど、まちづくりも含め、子どもに関わる計画は子どもたちから意見を聞くこと。
・教員不足解消にさらに努めるとともに、非常勤講師の性犯罪歴チェックをしっかりと行うこと。
・性被害防止のため、包括的性教育を進めるとともに、子どもたちが小さなことでも相談ができる環境整備に努めること。
・給食費無償化に伴い、給食の質のさらなる向上と不登校の子どもたちの給食への配慮。
・避難所となる体育館の断熱改修を急ぐこと。
・公契約条例の対象は工事に限定せず、指定管理者全体に適用すること。
・NTT東日本との協定に基づくDX人材の確保・育成をさらに進め、文京区のDXを加速化すること。
・ペット同行避難や初期の衛生管理等、各避難所の特性に合わせた避難所ごとの避難所運営マニュアルの策定。
・Bunkyo Brut(ブンキョウ・ブリュット)をはじめとしたアール・ブリュット事業を拡充し、シビックセンターでの作品展示を増やすこと。
・文京ユアストーリー、人生会議、ACPなどの終活支援事業のさらなる普及啓発。
・病児・病後児保育は、大塚地域への開設、利便性の高いオンライン予約、医療的ケア児の病後児保育の利用などを拡充すること。
・ベビーシッターと子育て支援事業は、使い勝手等のさらなる改善を図ること。

・一時利用駐輪場のさらなる増設。
・地球温暖化対策地域推進計画の二酸化炭素削減目標の早期の見直し。
・機能が改善された教育用タブレット端末の再調達。
・介護保険準備基金の活用による介護保険料の軽減。
・学校地域開放を進め、高齢者のフレイル予防を含めた地域の健康づくり、共助の土壌の醸成につなげること。

・子ども食堂への支援を拡充すること。

以上の意見を付しまして、政策チームAGORAは、令和4年度一般会計決算及び3特別会計決算を認定いたします。