ACP(アドバンス・ケア・プランニング)など、区民の意思決定支援について
公報東京都4月号でACPが特集されています。
以下、都HPより
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東京都では、都民が希望する医療・介護を受けることができるよう、ACP(アドバンス・ケア・プランニング)に関する都民への普及啓発を進めております。
ACP(アドバンス・ケア・プランニング)について
ACPとは、将来あなた自身が病気になったり介護が必要になったりしたときに備え、これまでに大切にしてきたことや、これから誰とどのように過ごしたいか、希望する医療や介護のことなどについて、家族や大切な人、医療・介護関係者とともにあらかじめ考え、話し合うプロセスのことを言います。
https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/.../acp...
これまでエンディングノートなど、高齢者などの意思決定支援を進めることを提案してきましたが、都の事業を活用する形もいいかもしれないと思いました。
この事業、今まで、文京区では取り組まれていなかったのですが、目指す方向性は同じで、表現がよりマイルドで、啓発しやすいと思います。
ちなみに令和5年度2月定例議会の意思決定支援に関する質問は以下です。
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終活支援について
Q.日本の独居世帯が増えていることは周知のとおりで、ミドルエイジの親世代高齢者も同様である。
IoTを活用した一人暮らし高齢者の見守り事業は独居の親をもつミドルエイジに安心感を与え、この見守りによって、異変が発見されて命が助かる方もいると思う。
一方、その際の延命処置等が本人の意向に反しないように、ご自身のQOD(クオリティオブデス)についての事前の自己決定支援が必要だと思われる。見守り事業を利用される方のエンディング・終活支援について、お考えを伺う。
A.本区では、高齢者あんしん相談センターにおいて、「エンディングノート」の書き方や、人生の最終段階における医療・介護について家族などと話し合う「人生会議」等の講座を開催しており、また、社会福祉協議会において、身寄りのない高齢者等に対し、人生の締めくくりに向けた準備に至るまで、総合的に支援する「文京ユアストーリー」を実施している。
これらの事業は、安心して地域で自分らしく暮らせるよう、個人の意思決定を支援するものであり、IoTを活用した見守り事業の利用者を含め、広く区民に周知していく。