8.誰もが暮らしやすいユニバーサルデザインの都市整備について(令和5年2月定例議会) | 上田ゆきこのブログ

8.誰もが暮らしやすいユニバーサルデザインの都市整備について(令和5年2月定例議会)

バリアフリーマップについて

 

Q.過去の区民の声を見ていると、バリアフリーや子育て関連を含めた施設の設備情報を事前に確認したいので、詳しくホームページ等に掲載してほしいという要望が複数あった。

 福祉部は令和5年度、電子バリアフリーマップの策定を予定しているが、そういった情報をしっかり載せていくことも含め、策定後も定期的な更新が必要である。

 例えば、障がいの当事者を含む市民によるマッピングパーティなどにより、市民の手で頻繁に更新するしくみづくりを考えてはどうか。

 シビックテックの推進にもつながると思われる。

 

A.本年度に実施した、バリアフリー整備状況の現況把握に関する調査を踏まえ、来年度に冊子の発行とデジタルブックでの公開を予定している。

 多くの区民に活用され、バリアフリーへの関心や理解の更なる向上に資するものになるよう、まずは、周知に努める。更新の時期等については、当事者の方の声を聞くとともに、今後検討していく。

 

 

巻石通りのバリアフリー整備について

 

Q.巻き石通りの無電柱化について、少なくとも文京総合福祉センター周辺に関しては、どこよりも早急にバリアフリー整備が必要。

 電柱が歩道の真ん中にあり、狭隘である上に、ビーグルのバス停もあるため、歩行者・自転車、自動車ともに危ない箇所になっている。

 

A.現在、目白通りから江戸川橋体育館までの区間において、無電柱化工事に取り組んでいる。

 当該区間のバリアフリー整備は、電線共同溝を設置し、引込管等の埋設やケーブルの入線後に、電柱等を撤去した上で着手する必要があることから、特定箇所を先行させることは困難。

 議員ご指摘の文京総合福祉センター前を含め、早期のバリアフリー整備に向け、随時、無電柱化工事の施工手順の見直しや、関係機関との協議等に努めていく。

 

 

一時利用制自転車駐車場の増設について

 

Q.感染症流行により、閉鎖空間を避けて、自転車を利用する方が増えている。

 昨年策定した自転車活用計画でも「安全で快適な自転車通行環境の形成」や「自転車を適切に停められる駐輪環境の構築」を掲げ、自転車ナビライン上の駐車対策などを計画しているが、特に公平で便利なコイン式駐輪場のニーズは高く、増設が必要。今後の取り組みへの意気込みを伺う。

 

A.一時利用制自転車駐車場については、茗荷谷駅付近の中央大学キャンパス内に110台分を新設し、本年4月から利用できるように準備を進めている。

 また、江戸川橋駅付近の定期利用制自転車駐車場は、その一部を一時利用制自転車駐車場に転用する予定である。

 引き続き、自転車の利用状況を踏まえ、関係機関とも連携しながら、自転車を適切に停められる駐輪環境の構築に努める。