教育予算の増額と負担軽減措置等の拡充を求める意見書(案) を提出しました。 | 上田ゆきこのブログ

教育予算の増額と負担軽減措置等の拡充を求める意見書(案) を提出しました。

令和4年6月定例議会に、教育予算の増額と負担軽減措置等の拡充を求める意見書(案) を提出しました。

意見書案の内容は以下です。


教育予算の増額と負担軽減措置等の拡充を求める意見書(案) 

 

日本は、他のОECD諸国に比べ、GDPに占める教育機関に対する公財政支出の割合が著しく低く、保護者や本人など家計の教育費負担が大きいのが現状です。

 

その結果、 家計の状況や居住地等により子どもたちの教育機会に格差が生じており、そのことが我が国の貴重な人的資源の損失・逸失にもつながっています。 

 

人口減少社会を迎える中、我が国、とりわけ地方の未来を担う子どもたちに豊かな教育の機会と希望に応じた選択肢を社会全体で保障することが今、何より大切であり、経済的理由や地理的要因等により意志ある子どもたちが希望する教育や進学をあきらめ ることのない教育環境を整えることが国の責務です。

 

 よって、文京区議会は、政府及び国会に対し、次の事項を含む施策の早急な実施を行うよう強く要望します。 

 

記 

 

1 教育予算の大幅な拡充を行うこと。 

2 公立小中学校における給食実施率の向上及び無償化を進めること。 

3 就学援助や学習支援事業を推進・拡充すること。 

4 奨学金制度を拡充すること。 

5 大学等における授業料の負担軽減措置を拡充すること。また、国立大学法人運営費 交付金等の維持充実を図ること。 

6 教職員の長時間労働の解消に向けて早急に施策を講じること。