【インターンシップ 松岡さんの日報】2/23,24 厚生委員会
2/23 厚生委員会資料分析
厚生委員会の資料分析を行ないました。文京区が行なった高齢者等の健康に対する実態調査アンケートの分析を主にしたのですが、区の施策を考える上ではアンケートに答えていない区民の実態についても追跡調査をする必要があると感じました。行政を行う上では統計の中身にとどまらず母集団の分析も必要だというのはとても勉強になった。
その上で、予算を割いてアンケートを実施するならば回収率を上げる工夫や区の今後の施策に有効な質問を設置するなどの事前準備も不可欠だと考えました。
2/24 厚生委員会傍聴
厚生委員会の傍聴をしました。昨日分析した高齢者及びミドルシニアの健康に関する実態調査アンケートでは、「老後の暮らし方」の希望について大きな違いが見られました。
現時点での65歳以上の高齢者世代は自宅で老後を過ごすことを希望する方が多いのに対し、55〜64歳のミドルシニアと呼ばれる世代は老人ホームなどの施設で老後を過ごすことを希望する方の割合が高いと分かりました。また、ミドルシニア世代は自宅の構造について階段などが老後を過ごすのに不安であると回答している方が多く見られました。
これらの世代間での価値観の違いを受けて、委員会では10年後、20年後のミドルシニア世代が65歳以上になった時代に向けた中長期的な視点で福祉政策を進めていく必要があるという意見が出ました。