熊本地震ボランティア(4/22~4/24)メモ ①備品・交通について | 上田ゆきこのブログ

熊本地震ボランティア(4/22~4/24)メモ ①備品・交通について

熊本地震ボランティア(4/22~4/24)メモ

参加者:遠藤洋路(青山社中株式会社共同代表、元熊本県社会教育課長)
上田由紀子(文京区議会議員)
太田一平(特許庁特許審査官)
日 程:4/22夕方~4/24
ルート:鹿児島空港着 → 人吉市に宿泊し、車で県内を移動 → 鹿児島空港発
活動場所:宇城市不知火公民館(遠藤が県庁勤務時にお世話になった三角幸三先生が館長をされているご縁で、お手伝いをさせて頂いた)
活動内容:(避難所運営補助)避難所の食料・炊き出しの配膳補助、物資の荷下ろし・荷ほどき補助
(現地の状況調査)宇城市、益城町、嘉島町、熊本市、宇土市、八代市等を車で移動して状況確認

(装備・物品調達について)

○安全靴・ヘルメット・ゴム手袋、非常食、タオル等、最悪もし余震等で取り残されても野宿できるくらいのつもりで準備。結果的に避難所内での活動となったため、安全靴・ヘルメット等の装備は使用せず。

○ベースの人吉市については、普通の流通が行われており、補給も十分行えた。レストランも通常営業。

○八代以北では、品薄なものもあったが、多くのコンビニ等は営業していた。営業を再開している商店やレストランも増えつつあるようだった。

(交通について)

○当初は福岡空港利用・福岡市泊での活動を計画したが、活動場所が宇城市に決まったので、県南から入る方が近いとの判断で、鹿児島空港利用・人吉市泊の活動を計画した。実際、同じホテルに大阪ガス、国交省北陸整備局などの支援団がベースを置いていた。

○福岡から熊本へのルートは渋滞が激しいようだが、鹿児島からのルートはそうでもない。鹿児島~八代の高速道路はスムーズ。八代と熊本市を結ぶ国道3号線などの幹線道路は渋滞しているが、それ以外は車が少ない。県南への支援物資の輸送は、初期段階から南回りのルートをもっと活用した方がよかったのではないか。

○震度7を観測した益城町に近づくにしたがい、道路上の突然の隆起、沈下、地割れが各所にあった。道路に関しては行政がチェック済みの個所がほとんどで、交通量の多い道は簡易補習済み、少ない脇道は通行止め表示、または道路上に×などを表示がされているが、一部わかりにくい。渋滞回避で脇道に入りこんでしまい、段差で立ち往生しかけて、後ろから車を押して回避した場面もあった。

○高速道路と新幹線の有り難さをしみじみ感じた。移動・輸送のスピードが全然違う。開通すると日常が戻ったという安心感も大きい。