アクティブラーニングと中学生の区政参画について:平成27年6月定例議会一般質問⑤(問答) | 上田ゆきこのブログ

アクティブラーニングと中学生の区政参画について:平成27年6月定例議会一般質問⑤(問答)

<アクティブラーニングと中学生の区政参画について>

<質問18>
 今、国の中央教育審議会で検討されている次期学習指導要領には、アクティブラーニング(課題発見・解決に向けて主体的・協働的に学ぶ学習)が盛り込まれるべく検討されている。今後は未成年の行政への参画機会を増やしていき、自分たちが住んでいるまちや社会について主体的に考える力の育成が求められている。そのため、中学生が当事者として計画に関わるなど、まちづくりに参画する機会をふやしていくことで、主体的に社会課題に関わっていく力を醸成していってほしいと考えるが、いかがだろうか。

<答弁18>
 ご指摘のとおり、「公共の精神に基づき、主体的に社会の形成に参画し、その発展に寄与する態度を養うこと」は、教育基本法で規定されており、社会科の学習の目標とするものである。現在、各小中学校では、地域の特色をとらえ、その良さをまとめたり、身近な地域のまちづくりの取組を調べる学習が展開されており、主体的に社会課題に関わっていく力を醸成するための取組を進めているところである。また、アクティブラーニングについては、これまでも言語活動の充実をとおして取り組んできた子どもたちの主体的・協働的な学びを一層推進しようとするものであり、今後も、国の動向を注視しながら適切に推進していく。