インターン小野さんの日報④ | 上田ゆきこのブログ

インターン小野さんの日報④

今日は「文京社会起業フェスタ2015」に参加しました。プロジェクトを立ち上げた
20組の人たちの紹介を聞いていると、さまざまな角度から文京区を変えようとしてい
る強い意志が伝わってきました。そして、私の中の「起業」というイメージが変わっ
ていくのが分かりました。起業、と聞くと元々ある程度の地位や人脈がある人がたく
さんの 資金と人を集めて万全を期してスゴイものを起こすというイメージがありま
した。しかし、今回このフェスタでプロジェクトを紹介していた人たちが起業しよう
と思ったきっかけは自身の身近なところから、そしてプロジェクトの内容のほとんど
は文京区をより住みやすいまちになることを考えて発案されたものばかりでした。だ
から、自分には程遠い世界だと思っていた起業も、自分の手で何かをより良くしたい
という思いがあるならばそう不可能な話ではないのかもしれない、と話を聞いている
こちらにも希望とワクワクを与えてくれる、素敵な場でした。
そして次に渋谷にて、「福島と東京をつなぐ会」に参加させていただきました。主催
者の方が3.11生まれということで311生の会を結成して福島ツアーを毎年計画してい
るそう。今年の夏にぜひ参加させていただけたらなあと思っています!その後には、
福島県双葉郡楢葉町の職員の方や、「おてんとSUN」というNPO法人の理事を務めてい
らっしゃる方のお話を聞きました。メディアでは伝えられない、被災地の現状や被災
者の方の暮らしについて色々知ることができました。綺麗事で解決するような問題で
はないからこそ、こうやって被災地の現実を知る機会があることはとても大切だと思
いました。
やっぱり、日々こうやって誰かの話を聞くことは自身の成長に繋がる気がします。自
分にはない気持ちや考え方を持っているひとはとても魅力的です。わたしも、誰かに
自分の意見を発信するときはそんな風に思われる人になりたいと強く思いました。