Ⅰ.子供を望むすべての人を応援する体制づくり(妊活支援) | 上田ゆきこのブログ

Ⅰ.子供を望むすべての人を応援する体制づくり(妊活支援)

平成25年度第四回定例会一般質問

<質問1>
次年度のぶんきょうハッピーベイビープロジェクトの実施にあたっては、子どもを望む人たちに先天性風疹症候群を防ぐための風疹ワクチンの接種や流産を防ぐための水疱瘡ワクチンの接種をおすすめするなど、健康面での妊娠準備を整えることを組み込んでいただきたいと思います。お考えをお聞かせください。

<答弁1>
子どもを望む方にとっては、本人自身の健康のみならず、胎児や新生児に重篤な影響を及ぼす疾患を防ぐことも重要です。妊娠を望む方々に対し、予防接種の勧奨をはじめ、生活習慣の見直しや健康づくりについての啓発を行ってまいります。


<質問2>
ワクチンで防げる命を救うために、風疹ワクチンの接種助成に関しては是非、次年度以降も継続を要望したいと思いますが、お考えをお聞かせください。

<答弁2>
風しん感染拡大防止を推進するために、来年度も事業を継続するとともに、国や都の動向を注視しつつ、助成制度の詳細について検討してまいります。


<質問3>
お母さんたちの貴重な情報源として活用が拡大しているきずなメールを情報配信のみならず、お母さんたちのご心配事をお聞きしたり、情報交換を行ったりする双方向ツールとしても利用していくことができれば、文京区の子育て応援機能がさらに拡充されていくと考えますが、お考えをお聞かせください。

<答弁3>
本メールマガジンでは、各種相談機関や子育てひろばを紹介するとともに、必要に応じ、事業のアンケートを実施するなど、相談しやすい環境づくりや、意見聴取等に努めております。

また、本事業を協働で実施しているNPO法人きずなメール・プロジェクトのフェイスブックでは、メールマガジン登録者を含め、利用者同士が情報交換を行うことが可能となっております。


<質問4>
昨年第四回定例会で提案しました「産後ケア」の拡充に関しまして、文京区の取り組み状況をお聞かせください。また、区内の産後ケア事業所の情報をまとめるなど子育てに不安を持つお母さんたちに広く有益な情報提供を図るための工夫が行われているか、どのように行われているか、お伺いします。

<答弁4>

区では早期に必要な情報が得られ、各種サービスを十分活用していただけるよう、妊娠届の提出時の保健師による面接や、子育て応援メールマガジン等により、周知に努めております。

今後も、有益な情報を収集し、あらゆる機会を捉えて提供するとともに、妊娠・出産支援に関わる事業者等と連携協力し、産後ケアの充実に努めてまいります。


<質問5>

文京区が開催している母親学級や両親学級等の開催で子育ての知識等の準備をされている方が多いと思いますが、父親の育児参加に関する応援メニューはさらにどのようなものを考えていらっしゃいますでしょうか。イクメン区長のアイディアをお伺いします。

<答弁5>
これまで「ふみだせパパ!プロジェクト」などの事業として、一日保育士体験、ふみだせパパデー、パパの育児力アップ講座等、様々な父親向け育児支援を行ってまいりました。

さらに、提案型公募事業として、文京パパスクールを開催するなど、民間の育児支援団体とも連携し、事業の充実に努めております。

引き続き、意識啓発や育児力アップのための事業を実施するとともに、ワークライフバランス推進の観点も加味した両立支援事業にも取り組み、イクメンという言葉を使わずとも、父親の育児参加が当たり前となる社会を目指してまいりたいと思います。