私の母は、毎朝
外がまだ暗いうちから
ウォーキングに出かけます。
先日も
歩いていたときのこと。
一台の車がゆっくりと
近づいてきて、
母の前で
止まったそうです。
ツーッと車の窓を開け、
母の顔を見て
走り去ったらしい(汗)
母いわく、
「若いお兄ちゃんやったで」
相手からしたら、
期待したのかもしれませんが…
はっきりと顔を見て
「あ、ちがった」と
思ったのでしょう。
たしかに、暗い道では
年齢はわかりませんよね。
無防備に歩くより、
安全を意識するのが
大事だと思い、
母にこれを買いました。
「防犯意識」で
思い出したことがあります。
数年前の仕事帰りのこと。
住宅地の夜道を
ひとりで歩いていました。
その日はかなり遅くなり、
周りはシーンと
静まりかえっていた。
気づくと、
私の数十メートル先に
「不審な動き」をする
人の姿が…
明かりのついていない家の中を
窓からのぞいたり、
駐車場に止めてある
車の中をのぞいたり。
歩き続ける私と、
怪しくウロウロする人。
だんだん距離が近づき、
私の存在に気づいてしまった
その人は…
とっさに近くにあった
電柱の陰に隠れました。
私が通り過ぎるのを、
息をひそめて
じーっと見ているのが
わかります。
ほかの人が
誰もいなかっただけに、
ほんとうに怖かったです。
あのときは、
「いざという時の
防犯ブザーを持っていれば!」
と後悔しました。
母はネックライトのおかげで、
安心して
歩けるようになったそうです。
「私、ちゃんと意識しています」
そんなアピールが、
必要なときもありますね。
最近、私も
暗い夜道を歩くとき
ネックライトを
つけてみました。
あるとやっぱり、
安心感が
グッと増しますよ。