卜術(ぼくじゅつ)とは
偶然に意味を見出して
占う方法のこと。
卜術の
統一された定義は
ありません。
うらなうこと。
占象(うらかた)によって神意を問い、
未来の吉凶を判断・予想すること。
また、それを業とする人。
【占い】は、広辞苑で
このように
定義されています。
卜術は、
占いの方法の
ひとつです。
卜術は、
数ある占いの種類のなかでも
「最古の占術」と
考えられています。
国家の方針を
決定する手段として
生まれました。
古代メソポタミアでは、
動物の肝臓から今後を予測する
「肝臓占い」が
さかんにおこなわれていた。
古代中国では、
亀の甲羅を熱し
その裂け目によって吉凶を占う
亀卜(きぼく)。
日本最古の占いは、
弥生時代の
太占(ふとまに)です。
鹿の肩甲骨に
火のついた棒を押し付け
ひび割れの形で
吉凶を占いました。
参考:BRUTUS 「決定版 開運」日本の占いの歴史、知ってる?弥生時代から現代までを振り返る
現代の卜術は、
個人のための占いとして
世界中の人々に
広く親しまれています。
「おみくじ」は
日本でいちばん有名な
卜術ですね。
私の占術のひとつである
「タロット」は卜術です。
タロット鑑定で出たカードは
偶然のはずなのに、
偶然ではない。
カードを読んでいくと
点と点が線になるように、
ものごとのつじつまが
合ってくるのです。
占い師数名が
「同じお題」を
占う場合でも。
占う人は違っても、
同じカードが出ることを
何度も体験しています。
「すべての事象は必然である」
というのを、タロットで
信じることができました。
目には見えない
不思議な力を
まざまざと感じています。
卜術は、占うときに
氏名や生年月日といった
決まった情報を
必要としません。
- いまの状況
- 近未来
- 変化していくもの(状況、人間関係)
などに
適しています。
あなたの未来を開く
道しるべとして、
卜術が役立つことを
願っています。
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