京都の老舗、
出町ふたばの
「名代豆餅(なだいまめもち)」
この豆餅、食べたのは
今日が初めて。
ですが、
ずーっと
「いつか食べてみたい…!」
私にとって、憧れでした。
かれこれ
15年以上前のこと。
東京都内の
百貨店で働いていて、
その当時
京都への女子旅が
私の周りで人気でした。
京都に行った人は
みんな
このお餅の話をするんです。
話を聞いて、
食いしん坊の私は
どうしても食べたくって。
東京でも、催事など
買えるチャンスは
少ないながら
あるものの、
数量限定で
整理券が必要…
開店前から並んで…
など、
買うための
ハードルが高かった。
あれから時が流れ、
ようやくの今日。
出かけた先で
たまたま
売りに来ているのを
見つけました。
陳列されている前を
気づかずに
一度通りすぎてから…
「ハッ!あれは、もしや!」
振り返りました。
運命の出会いに
思わず、二度見。←大げさ(笑)
憧れの豆餅は…
やや厚めの生地は
プニプニのモッチモチ。
弾力感があって
口からお餅が
グィーーーンと伸びる。
お餅は
かすかに塩味があり、
やわらかい赤えんどうが
ゴロゴロと
練り込まれています。
実は、食べたとき
小さい黒豆やなぁと
思っていたのですが、
あとから
原材料の記載で
えんどう豆だと
わかりました。
(黒豆の味に似ていましたよ)
中には
なめらかな舌触りのこしあん。
あんこの量も多すぎず、
上品な感じです。
「お餅の中にあんこ、
入れさせてもうてます~(京都風)」
こんな声が聞こえてきそうな…
全体的に甘さ控えめで
素朴な味わいでした。
昔から大人気、というのは納得です。
私のなかで
豆大福ナンバーワンに
またたく間に、躍り出ました!
お腹がすいていない…
と言いながら、2個ペロリ(笑)
最後に
この記事を書くにあたり、
名代豆餅を
【なだいまめもち】
と読むことを
初めて知りました。
【みょうだいまめもち】って
ずっと読んでたわ…(汗
ひとつ、勉強になりました。





