私は、

自分が携わっていない仕事の

知られざる裏側の話

聞くのが好きです。

 

 

今日は、

アパレル販売員として

約20年働いた私が

仕事でハードに感じていたこと

裏側の話をしますね。

 

 

 

 

(1)365日売り上げに追われる

 

個人ごとに月の予算、

年間予算があります。

 

予算とは、売り上げの目標値のことです。

 

売り上げが

評価の最大基準で、

まずは売らないとお話にならない世界。

 

 

予算をクリアしないといけないプレッシャーと、

売れたら売れたで

どんどん予算が高くなるというジレンマ。

 

仕事で売り上げのことを考えない日は

ありませんでした。

 

 

 

(2)自分のお客さまをイベントに呼ぶ

 

お店でのイベントのほかに、

ホテルなど別会場での受注会もありました。

 

各スタッフが個別に

お客さまとアポイントをとります。

 

普段から

お客さまとの関係づくりができていないと、

お呼びできません。

 

イベントは年に数回あり、

何人呼べるか?

いくら買ってもらえるか?(イベントだけの売上目標がありました)

毎回緊張しましたよ。

 

 

 

(3)休憩になかなか行けない

 

接客が続くと、休憩に行けません。

忙しい時期は、

朝から働いて、夕方にやっとお昼休憩。

なんてザラでした。

 

これは販売員あるあるかもしれません。

 

 

 

 

(4)残業は仕方ない
 
早番遅番のシフト制でしたが、
早番で上がる時間になっても
接客が優先です。
 
「帰る時間になったので、スタッフ変わります」
とは言えません。
 
今日は早く帰れる!と思っていたのに、
結局閉店までいることもよくありました。
 
 
また、閉店しても
お客さまが残っている場合。
 
デパートは、
閉店時間が過ぎても
お客さまがいる限り開いています。
 
 
お見送り後、
誰もいなくなった暗い店内で
売上を計算して、日報の作成。
(開店前と閉店後は店内の電気が消えます)
 
帰る時間も
予定よりずいぶんと遅くなって…
 
そんなときは正直、
あ~、今日は当たっちゃったな。
と思っていました。
 
 
 
 
(5)力仕事も多い
 
商品が入った
大量の段ボールが届きます。
 
衣類ってけっこう重いんですよ!
 
段ボールを運び、洋服を片づける作業を
ひたすらやる。
 
作業は時間との勝負。
 
テキパキ片付けるために、
一度に5着しか運べない腕力よりも、
10着運べた方がいいんです。
 
意外と力仕事が多いんですよ。
 
 

 

 
周りは
体力的にも精神的にもスタミナがあり、
タフな人が多かったですね。
 
 
私はそんなに体力があるわけではないので、
疲れ対策に、
栄養ドリンクや栄養補助サプリが
欠かせませんでした。
 
アパレルを離れた今は、
それらを全く飲んでいません。
 
 
 
あくまで、
私が個人的にハードに感じていた話です。
 
 
書いていると、
あれも、これも、と
止まらない勢いですが、
このあたりでやめときます(笑)