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10月5日は、NHK教育テレビで放送されている幼児向け教育番組「おかあさんといっしょ」の〝65歳のお誕生日〟なのだそうです。
おおむね2歳から4歳までが対象というこの番組、わたしもツレさんも、そしてわが子も、その頃お世話になりました。
現在高校生のわが子が放送を視ていたのは、この番組が50歳を迎えようとする頃。当時は全然そんなこと気にしていませんでしたが、日本のテレビ黎明期から続く長寿番組なのですね。
さてこの「おかあさんといっしょ」という番組名。適切でないという声が、以前ネットに溢れたことがあるそうです。
お母さんがいない子もいるとか、今時は共働きが主流で母親が家庭にいるとは限らないとか、子どもと寄り添うのは母親であるとの前提は古いとか…そんな理由からのようで。
母子手帳は近年、親子手帳と呼ばれているそうですね。子育ては母親だけでなく、父親も参加すべきとの考えからでしょうか。
でもわたしは、「おかあさん」は子どもにとって必ずしも母親だけではないと思うのです。
たとえ父親でも、実の親でなかったとしても、ひとりの子どもを守り愛情を注ぐひとは、みんなその子の「おかあさん」なのだと。
どんな「おかあさん」だって、幼い心はきっと安心感に満ちているはず。
誰もが通り過ぎた、「おかあさんといっしょ」な頃。
子どもは3歳までの笑顔で、一生分の親孝行をしているといいますよね。
いま思えば一瞬にも思える、過ぎ去った日々がただ愛しいです。
ユッコこと岡田有希子さんの母・佐藤孝子さんによる、ユッコさん幼少時のエピソードを繰り返し読みました…いまは空の上で、おかあさんといっしょにいるのかな。
photo by yukikostarlight