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平成になって数年、まだ若手社員だった頃。
同期入社の飲み会で、帰国子女な二人と一緒になった。
揃って長身、整った面立ちにロングヘアをなびかせて…それはそれは、とってもcoolだったんだ。
和やかに語り合う彼女たちの会話は、いつの間にか英語になってるかと思えば、また日本語に。かと思えばまた、延々英語…聞いてるこちらの酔いが回ってしまう。
二か国語を自在に操れるってすごいなあ。頭をフル回転させてれば、飲んでも酔わないのかな…なんて感心していたら。
いつのまにか二人は英語で激しく罵り合い、掴み合いの修羅場になっていて…それはそれは、とってもterribleだったんだ。
あれから三十年。
英語は帰国子女の専売特許じゃなくなって、日本企業が英語の社内公用語化を打ち出し、小学校で英語が必修になった。
だけどわたしは未だに、英語が読めず話せず、聞き取れず。あの頃から、ちっとも進歩しなくて悲しい。
雑音でしかなかった早口の英語が、ある瞬間急に意味を持ったことばとして、耳に入ってくる…そんな経験を、生きているうちにしたい。そう強く願っているけど、このままじゃわが子に先を越されてしまうなあ。
ユッコこと岡田有希子さんが中学三年の頃、担任の先生は彼女にこう言ったそうです。
〝英語だけは、しっかりやれよ。英語は、耳から聞く学問だからな。例え、芸能界で売れなくても、英語ができれば何とかなる…〟
いまからでも、何とかしたいわたしです。
photo by yukikostarlight