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ユッコこと岡田有希子さんが、人生最大の達成感とともに高校に進学した1983年春。
前年に竹内まりやさんと結婚したばかりの山下達郎さんが、シングル「高気圧ガール」を発表しました。
同年夏の全日空CMテーマ曲だった、夏の美しい海辺の景色が目に浮かぶ名曲と、以下の駄文は全く関係ありません…。
わがツレさん、祖母は百歳を超えて大往生した長寿家系の出身。
だけど人生の秋を迎えた2023年のいま、彼女は血圧の上昇が気になるお年頃の「高血圧ガール」なのだった。
わたしはツレさんに血圧の話はしない。最高血圧が100前後のわたしが何を言っても、彼女の機嫌が低気圧になるからだ。
されど高血圧ガール、必ずしも悪いことばかりではないらしい。
珍しく自分から、こんな話を振ってきたツレさん。
〝血圧を下げる薬をもらうのに定期的に医師の診察を受けるから、ちょっとでも不調があったらすぐ相談できるし、検診とか予防接種の予約も直ぐできる〟
〝医者とつながっているという安堵感が半端ない〟
そりゃよかったね、安心だね。
じゃあこんど、インフルエンザの予防接種をそこで一緒に受けようかな?
〝それは無理〜。婦人科だから〟
わたしには、医者とつながっているという安堵感がない。
photo by yukikostarlight