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最近、フォローさせていただいている方のブログで、昔のマクドナルドのバイトの話を読みました。

じつはわたしも国鉄がJRになった年の夏に、マックで当時存在した、徹夜で店舗掃除をする「メンテ」というバイトをしていました。とても懐かしかったです。
 
ユッコこと岡田有希子さんが突然いなくなって、2度目の夏。
当時18歳のわたしはそれを意識することもなく、大学受験に失敗し宅浪中という現実から目を背けるように、深夜一人だけで働くメンテの仕事に精を出してました。
 
バイト代は当時としては破格。市内でいちばん時給が高いとされていました。
でもシャッターを閉め、空調が止まった店舗の暑さは半端なく、昼間働く「クルー」が誤って倒してしまった一斗缶で床が油まみれになる、通称〝ショートニングパニック〟の復旧に泣かされました。
朝からハンバーグを焼く厨房のクルーもこの灼熱地獄を味わうのだからと耐えてたら、翌朝クルーが出勤した途端に天井から勢いよく涼風が。
理不尽、という言葉を体感した瞬間でした。
 
あの頃わたしが過ごした、北関東の県庁所在地のマックがあったメーンストリート。
そこでは当時公開された武田鉄矢さん脚本・主演映画の劇中歌、吉田拓郎さんの「ジャスト・ア・RONIN」の一節が繰り返し流れていました。
わたしにはそれが〝ジャスト アローン ニン(人)〟と聞こえて、ことさら孤独を感じたものです。
学力もない、予備校にいく金もない、明日も見えない。真っ暗なトンネルの中を走っているような毎日でした。
宅浪だからと拓郎さんを聴いていた、18歳にして中年のような思考でしたね。今と変わらん。
 
あの頃の自分に教えてやりたいです。
21世紀になって、元号も二回変わったけど、五十肩のおっさんだけど、案外楽しくやっているよ。
日々の暮らしに追われながら、53歳にして初めてブログに挑戦しているよ。あの時知らなかった、ユッコさんの魅力のちからで。
 

photo by yukikostarlight

 

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