わたしが↓の記事で取り上げたある競走馬のはなし、もうすこし続けて妄想を書いてみたいと思います。
もし未読でしたら、ぜひぜひこちら↑にもお立ち寄りくださいね。
……
C F C C F G C
今日も大人たちは、大きな手をにぎって
C F C C F G C
馬連と、三連単と、三連複を狙ってる
Am7 D7 G Em
だれかがどこかで答えてる
Am7 D7 G E7
その子の名前を叫ぶ
Am D7 Bm E7 Am A#dim Bm E7
名前 それは燃える命(いのち)
Am Bm G7
ひとつの馬主がひとりづつひとつ
……
競走馬の名前。命名の権利は、馬の所有者である馬主にあります。
ただ、以前も書きましたが名付けには厳格なルールがあり、カタカナ9文字を超えてはいけないほか、競馬界最高峰・G1レース優勝馬の名前も、二度と使ってはいけないのだそうです。
馬主はきっとさまざま思いで、大切な馬に名前を付けてきたのでしょう。
例えば昨年の今頃に6番人気で出走したレースを、終盤差し切って制したダークホース、
〝スモモモモモモモモ(Sumomomomomomomomo)〟
ノーマークだったこの馬の名前を、一度も噛まずに連呼した実況担当のアナウンサーさんが賞賛されたようですね。
馬主は松坂桃李さんのファンなのでしょう、たぶん。
例えば今年初めに6番人気で出走した重賞レースを、強烈な末脚で差し切って制した進撃の伏兵、
〝オニャンコポン(Onyankopon)〟
可愛らしい響きとは裏腹に、馬主によるとその名前は西アフリカ・ガーナ共和国で話されるアカン語で「天空の神」「偉大な者」の意味を持つそうです。この11月には重賞レースの福島記念に出走し、(馬券を握った)多くの(かつての)子どもたちの熱い視線を集めました。
わたしとしては、ここでぜひ以前取り上げた〝ユッコ(Yukko)〟を猛プッシュしたいところですが、残念ながらすでに引退しているのです…が。
なんとなんと、〝彼女〟にはかわいい子馬がいたのでした!
2021年3月15日生まれの、芦毛の牝馬です。北海道は浦河町の日本中央競馬会日高育成牧場で、だいじに〝グルーミン★UP!〟されているようですね。順当にいけば来年には、美しく成長した姿でターフを駆ける姿をみせてくれるはず。
そのときこの子がどんな名前で呼ばれることになるのかわかりませんが、
かつてユッコと名付けられた一頭のサラブレッドが、厳しい競争の世界を生き抜いていま、穏やかな引退生活を送れていること。わたしはとにかくうれしいんです。〝いまを生きているユッコ〟は、みな幸せであってほしい。
そして、願わくば〝彼女〟の子の馬主が、ユッコこと岡田有希子さんのファンだったらいいないいな。
photo by yukikostarlight
写真はイメージであり、この話とは無関係です。
今回のタイトルと替え歌は、タケカワユキヒデさん率いるゴダイゴの国際児童年(1979年)テーマ曲から借用しました。
子どもはみな大切にされなくてはいけない、というメッセージが伝わる名曲です。
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