腹腔鏡手術のおかげで翌日から歩くことができます。
10月に手術をすると決まって以降、先輩方に盲腸の手術の話を聞きました。
「手術の前の麻酔が痛いんだよー」
とか聞きました。
腰のところに注射をされるんだけど、それが痛いんだ、と。
こえーよー!
腹腔鏡手術は全身麻酔だから、麻酔の注射が痛いというのはなさそうだ。
そもそも、先輩方はお腹をばっくり切る手術だったようなので、辛そうだな、と思ってました。
ばっくり切る手術だったら、手術翌日から歩くのは無理そうだ。
そしたら入院日数も多く必要なんだろう。
腹腔鏡手術で良かった、としみじみ思いましたです。
食事は提供されましたが点滴も併用。
その点滴スタンドを杖の代わりに病室のフロアを歩いてみることにしました。
意外と歩けない!!!
なぜかというと、痛いから。
痛み止めを飲み薬に変えてもらったので、即効性というものはないかも。だから痛いのかも、と頭ではわかっているのですが、痛いもんは痛い。
でも看護師さんには歩け歩けと言われる。
修行やな、と思いました。歩かないと回復が遅れる。歩かねば、痛いけど。。。
映画などで「大丈夫、かすり傷だ」とか言いながら血をボタボタ垂らしながらも歩く、というシーンを見たことがありますが、辛いべなー。。。
私は血は出てないから頑張って歩こうと思ったのでした。
そろりそろりとフロアを歩き回り、病室に戻ります。
窓から電車や人の流れを見て過ごしました。
Wi-Fiがないのと電波もあまり入らなかったので、スマホはあまり見ませんでした。
かといってテレビカードを買ってまでテレビを見たいかというとそうでもなかったので、外を見て過ごしました。
手術の2日後くらいには退院できるかなと思っていたのですが、意外と痛みがおさまりませんで、もう1日入院することにしました。
着替えなどを持ってきたリュックを背負って家まで歩いて帰れる気がしなかったもんで。
手術後2日目は日曜日ということもあり、病院内をグルグルとそろりそろり歩き回りました。
普段は患者さんや付き添いのご家族の方々でいっぱいの病院がとても静か。
私と同じように散歩をしている入院患者さんのみが病院内をウロウロしておりました。
エントランス近くにコンビニがあり、そこがオアシス的存在(笑)
平日は別のカフェも営業しているのですが、カフェは休日休業でした。
そして、どこからも外に出られない!
出られるのは救急受付のみ。
警備員さんもいる。
こりゃ脱走はムリだ。。。
脱走しないけど。。。
柔らかめな食事は手術翌日の第1食目(昼食)のみで、以降は通常食でした。
家で作る味とよく似ており、美味しくいただきました。
さてさて、手術後3日目の朝、ようやく退院です。
テクテク歩くのはムリですが、そろりそろりと歩くことができるようになり、リュックも背負えそう。
久々の外の世界(笑)
そろりそろりと歩きながらスーパーに寄り買い物をしてから帰宅したのでした。
胃痛からの盲腸からの手術、おかげさまで今は健康に過ごしております。
健康大事!